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andLinuxのインストール方法!

2008年9月9日(火)
北村 聖児

192.168.11.0/24のネットワークの利用について

 1ページ目のインストール時の注意点として、andLinuxはホストマシンとの通信のために192.168.11.0/24のネットワークを仮想的に構築することを説明しました。よって、すでに192.168.11.0/24のネットワークをホストマシンで利用している場合、インストール後にandLinuxのネットワーク設定を変更する必要があります。ここでは、変更する方法を説明します。192.168.11.0/24のネットワークを利用していなければ、変更する必要はありません。

 デフォルトではandLinuxには192.168.11.150、ホストマシンには192.168.11.1のIPアドレスが設定されています。ここでは、andLinux側を192.168.200.150、ホストマシン側を192.168.200.1に変更するという例で解説します。

 andLinux側の作業は、以下の3つです。なお、以下の操作はすべてandLinux Console上で行います。

 1つ目が/etc/network/interfacesの変更です。eth1のIPアドレスを192.168.200.150に変更します。

 2つ目が/etc/hostsの変更です。「windows-host」のIPアドレスを192.168.200.1に変更します。

 3つ目が/etc/profileの変更です。ファイル中の「192.168.11.1」のIPアドレスを「192.168.200.1」に変更します。

 ホストマシン側の作業は、以下の3つです。

 1つ目がTAP-ColinuxのIPアドレスの変更です。「ネットワーク接続」に「TAP-Colinux」というandLinux用のネットワークが追加されています。これに割り振られているIPアドレスを192.168.200.1に変更します。

 2つ目がXmingの設定変更です。andLinuxのインストールディレクトリに「Xming」ディレクトリがあります。このディレクトリの中にある「X0.hosts」というファイルの中に「192.168.11.150」というIPアドレスがあるので、これを「192.168.200.150」に変更します。

 3つ目がレジストリの登録です。以下のキーに名前「IP」、データ「192.168.200.150」を「文字列値」で登録します。

\\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\andLinux\Launcher

 以上の変更を行い、ホストマシンのWindowsを再起動すれば完了です。

次回はandLinux上にLAMP環境を構築!

 駆け足でしたが、以上がandLinuxのインストールと日本語環境の構築手順です。非常に手軽にWindowsと親和性の良いLinux環境を構築できることがわかったと思います。

 さらにapt-getやSynaptic(図3)を利用し、Ubuntu Linuxに用意されているさまざまなパッケージをインストールすることで自分の好みの環境を簡単に作ることができます。

 次回は、andLinux上にLAMP環境などを構築し、開発に利用する方法について紹介していきたいと思います。

GMOホスティング & セキュリティ株式会社
シェアードホスティング開発1部。長野県長野市生まれ。中学時代にプログラミングの面白さに目覚め、工業高専に進学。2003年、GMOホスティングアンドセキュリティ株式会社に入社。主にUNIX系ホスティングサービスのシステム設計・開発を担当している。好きな食べ物はラーメン。http://www.gmo-hs.com

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