先週は、かねてより話題になっていた、VRヘッドセットの具体的な発売日などの報道が飛び交いました。レノボの一体型VRヘッドセット「Mirage Solo」に関しては、具体的な発売日まで発表されました。また両目8Kの高解像度VRヘッドセット「Pimax 8K」も、生産が最終段階を迎えたことが伝えられました。
今後、これらのVRヘッドセットが市場や開発者にどのように受け止められるか注目です。
レノボ、一体型VRヘッドセットMirage Soloを米国で5/5発売 価格は400ドル
レノボは2018年1月のCESで一体型VRヘッドセット「Mirage Solo(ミラージュ・ソロ)」を発表しています。当初は2018年第2四半期に米国で発売開始予定としていましたが、具体的な発売日が5月5日となったことが明らかになりました。価格は400ドルです。高品質なVR体験を非常に手軽に得られるデバイスが、より購入しやすい価格帯で発売されることとなります。
Mirage SoloはプロセッサにSnapdragon 835を搭載しているほか、2560×1440という高解像度のLCDパネルを使用しています。見え方はハイエンド向けVRヘッドセットである「HTC Vive」や「Oculus Rift」と比べても遜色ありません。
さらに、グーグルの開発した「World Sense」と呼ばれる技術が搭載されており、外部センサーなしでしゃがんだり、身体を横に傾けたりと身体を動かすことができます。プラットフォームはグーグルのDaydreamに対応しています。
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レノボ、一体型VRヘッドセットMirage Soloを米国で5/5発売 価格は400ドル
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8KのVRヘッドセットPimax 8K、製品版出荷近づく
両目8Kの高解像度を誇るPimax社のVRヘッドセット「Pimax 8K」の生産が最終段階を迎えています。同社はプリプロダクションユニットである「M1」の生産を4月にも開始すると発表しました。関係者間でのM1へのフィードバックを受け、2018年の第2四半期をめどに、初期出資者への製品版出荷を開始する予定です。
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8KのVRヘッドセットPimax 8K、製品版出荷近づく
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東芝グループと提携の米AR企業がスマートグラスの量産スタート
スマートグラスやVR/AR製品を扱う米企業Vuzix Corporationは、Windowsベースのスマートグラスの量産を開始しました。同社は2017年に東芝クライアントソリューション株式会社(TCS)と開発契約を締結、スマートグラスの開発を行っています。
今回量産される「AR100」は、映像と音声によるコミュニケーション機能を搭載したメガネ型ウェアラブルデバイス。Windowsに対応しており、作業現場での効率を向上させます。
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東芝グループと提携の米AR企業、スマートグラスの量産スタート
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製造業などへの活用も Unityが戦略的提携で産業向け機能強化
ゲームエンジン「Unity」を開発・提供するユニティ・テクノロジーズ(Unity Technologies)は、3Dアセンブリツールを提供するPiXYZ Software社との戦略的パートナーシップを発表しました。
この提携により、大規模なCADデータをUnityにインポートする機能などを強化。大量のデータを持つ大企業向けに、サービスの充実が期待されます。
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製造業などへの活用も Unityが戦略的提携で産業向け機能強化
http://www.moguravr.com/unity-pixyz-partnership/
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