もふもふちゃん、コミックマーケットにいく!
Chap4:いよいよコミケ当日!楽しみ方ガイド
当日どうやって楽しむ?まずはスケジュール
「マナーもバッチリ!あとはどうやって過ごそうかな?!ワクワクして眠れないよ!」
もふもふちゃんはちゃんと睡眠を取るべきですが、当日の予定をあらかじめ立てておくと慌てずに楽しめます。スケジュールを引いて開発を進めるのと同様、事前に当日のスケジュールをざっくりと決めておくと良いかもしれません。
何時に行く?
何時に東京ビックサイトに到着するか?これによって当日の動き方はかなり変わります。いくつか候補を挙げますので、スケジューリングの参考にして下さい。
コミックマーケットの開催時間は10:00から16:00(企業ブースは17時までの日もあります)です。即売会の中では開催時間が長く、長丁場の戦いとなります。
初心者にオススメの時間帯
初めて参加するのであれば、10時ごろにビックサイトの最寄り駅に到着するように移動し、14時前に退却するのがおすすめです。午後からの参加ではお目当ての本が完売してしまっている可能性があるため、なるべく午前中に会場入りするようにします。
かと言って早く到着すると、待機列で長時間待つ必要があります。人混みの中じっと待つのは大変なので、列に動きがある開場前後の時間に到着するようにします。こうすれば遅くとも11時には会場入りできるでしょう。
帰りは気持ち早めに退却します。というのも、交通機関は帰りの方が人が集中する時間帯は混雑するからです。少し早めに退却し、乗換駅でコーヒーを一杯飲んで帰りましょう。戦利品は家に帰ってから広げるようにしてくださいね。
朝から待機する(頑張る人向け)
コミックマーケット名物の、始発から頑張って待機する人の列。どうしても欲しいものがある!そんな人は始発の電車に乗ってコミックマーケットに参加します。しかし、技術同人誌はコミックマーケット全体からすると優先度は低く見積もられています。技術系の同人誌をメインにお目当てにするのであれば、そこまで急いでコミックマーケットに参加する必要はないでしょう。企業が販売するグッズ・別ジャンルの大手同人サークル(有名作家の本など)は激戦区となるので、朝から待機する人が多いです。
朝早くから参加する場合、くれぐれも体調管理には気をつけてくださいね!
お昼以降にふらりと参加
12時以降にふらっとコミックマーケットに参加するのも良いです。ただし、欲しい本が完売している可能性は高まりますから、そこだけ念頭に置いておきましょう。紙媒体の本は在庫がなければ購入することはできません。
とはいえ、お昼以降は待機列が解消されていることが多く、並ばずに会場入りできることが多いです。「ちょっと気になるけど、欲しい本はあまりない」という日であれば、午後から参加して様子を見にいくのも良いでしょう。コスプレエリアを眺めて帰るのも面白いですよ。
交通手段は?
コミックマーケットに参加する場合、複数の交通機関を利用できます。代表的なものを挙げますので、最寄り駅や定期券と相談してルートを決めておきましょう。
電車を利用する場合
りんかい線の国際展示場駅が最寄り駅となります。駅のローソンはコミックマーケット仕様となり、アニメキャラクターのガチャポンや飲料水などを販売します。もちろん陳列棚もコミックマーケット仕様の本気陳列となります。おにぎりがパズルピースのように積まれている様子は圧巻です。
ゆりかもめを利用する場合
展示場正門前駅が最寄り駅です。国際展示場駅よりも会場との距離が近いのですが、ゆりかもめ自体の輸送力はりんかい線には劣ります。プロダクトを比較して選択するときのように、メリット・デメリットを鑑みて交通機関の選定を行いましょう。
その他の手段
東京ビックサイトからバスが出ているのでそれを利用するのも一つの手段となります。ただし、バスは道路の混雑状況に大きく影響されます。時間には余裕を持って利用しましょう。また、水上バスを利用して都心(日の出桟橋に到着します)に出る方法もあります。優雅な旅を満喫できるとの評判ですが、時刻はかなり限られています。事前に時刻は調べておきましょう。会場から乗り場までには距離があるので、その辺りも念頭に置いて行動する必要があります。
サークル参加したくなった場合はどうする?
「サークルを見ていたら自分もサークル参加したくなった!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。コミックマーケットにサークル参加するためには申込書の購入が必須です。実際の参加方法は公式サイトや他の本・記事を参考いただくとしても、まずは申込書が手元にないと始まりません。コミックマーケット会場では複数の場所に申込書の販売ブースがあります。少しでも「サークル参加したい」と思ったらその場で申込書を買ってしまいましょう。通販で入手することもできますが、割高になります。
他のジャンルも見て帰ると面白いかもしれない
最後になりますが、コミックマーケットはオールジャンルの即売会です。お目当てのジャンル・サークル以外のサークルにも足を運んでみてはいかがでしょうか。知らなかった世界に出会うことで、少しだけ日々の日常が楽しくなること間違いなしです。興味がないとしても、会場全体を1週して帰ってみてはいかがでしょうか。
筆者も1日目にはサークル参加しています。この記事を読んで少しでもコミックマーケットを楽しんでいただけたのであればこの上なく嬉しい限りです。
それでは、コミックマーケットでお会いしましょう!
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