Zend Studio for Eclipseの紹介
SVN Repository Exploringパースペクティブを持つZend Studio for Eclipse
Zend Studio for Eclipseは、特にSVNのパラメータの操作を目的として設計された多数のビューを備えています。それだけでなく、それらのビューは、SVN Repository Exploringパースペクティブと呼ばれる専用のパースペクティブにまとめられています。
このパースペクティブ内のビューは、主に、リポジトリとのインタラクションのために使用します。プログラマが毎日作業するファイルをチェックアウトするときに使用するためのものではありません。リポジトリとは、通常はcommitやupdateなどのSNVコマンドを使用して操作される、保護されたソースコードを保存する場所です。
リポジトリのファイル情報を表示する
コードファイルのリポジトリとの接続を確立しようとする際には、このパースペクティブにアクセスして、リポジトリサーバと自身の開発環境のローカルコピーとの間で初期接続を確立することをお勧めします。
そのためには、[SVN Repositories(SVNリポジトリ)]ビューを右クリックし、ポップアップメニューで[New(新規)]を選択します。図2のような画面が表示されます。この画面では、リポジトリが保存されているサーバに関するすべての接続設定を調整することができます。
接続が確立されると、リポジトリの情報が[SVN Repositories(SVNリポジトリ)]ビューに表示されるようになります。既に述べたように、[SVN Repositories(SVNリポジトリ)]ビューは、リポジトリ自体に保存されている保護されたソースコードを表示するためだけのものです。
それらのコードのファイルを見つけ、さらには、開いて詳細な見直しを行うこともできますが、このビューから直接それらを編集することはできません。リポジトリは、図3のように表示されます。
次回は、Zend Studio for Eclipseのプレファレンスを利用してSVN環境全体を管理する方法を説明します。次回をお楽しみに!