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サイトエクスプローラーを使ってみよう!

2009年2月19日(木)
渡辺 隆広

インデックス状況の確認!

 続いてYahoo! JAPANでの管理サイトの登録状況を確認しましょう。登録状況を確認する場合は、画面上部の「インデックス統計」をクリックします。この画面はダッシュボードとなっており、サイト全体のインデックス概要が把握できます。

 「検知されたページ数」は、Yahoo! JAPANが採用する検索エンジンYST(Yahoo! Search Technology)が認識しているページ数です。巡回(クロール)されたページ数は、実際にクロールされているページ数です。2009年1月上旬から、米Yahoo!が提供しています。

 両者の数字が乖離(かいり)している時は、認識はしているが、何らからの原因(重複など)で、クロールをしていないことを意味しています。この理由としては、「robots.txtでインデックスを除外している」や「動的URLのためにクロールしていない」などが考えられます。

 「このサイトにリンクしているサイト数」と「このサイトのドメインにリンクしているドメイン数」は、被リンク(バックリンク)の数です。両者は「サイト」単位と「ドメイン」単位の違いですが、後者のドメイン数でとらえた方がわかりやすいでしょう。

 「このサイトからリンクしているドメイン数」と「このサイトのドメインからリンクしているドメイン数」は、自分のサイトからほかのサイトへ張っているリンク(アウトバウンドリンク)で、YSTが認識している数字です。

 この画面では、自分が公開している情報のURL数と、実際にエクスプローラー(Yahoo!)でクロールされている数字の差に注目します。動的にページが生成されており、類似したコンテンツが多くなりがちなソーシャル・共有系サイトであれば、数は少なくても問題はありません。

 しかし、商品ごとにURLを持ち、ユニークなコンテンツを持っているのに、公開情報点数とクロール済み数が大きく乖離(かいり)している場合は(5割以下)、サイト内部のリンク構造に問題がないか分析しましょう。

 基本的に、サイト内のページが互いに何らかの機能でクロスリンクされていれば、問題は出ません。例えば、ある商品ページの中に「ほかのユーザーはこんな商品も買っています」といったコンテンツが含まれていると、結果としてサイト内部のリンク密度が上がり、深い階層のページもクロールされやすくなります。

インデックス状況の詳細を把握!

 クロールに問題がある場合、どのページがクロールされ、どのページ(階層)がクロールされていないのかなど、詳細なクロール状況を把握し、原因を探る必要が出てきます。

 こんな時は、「インデックス状況」の画面で確認します。この画面では、ドメイン内のページでYSTに認識されているページ一覧が、タイトル、URL、最終クロール日、言語設定の情報と共に表示されます。この情報はTSVやXMLでダウンロードも可能です。

 この画面では、最終クロール日がわかるので、自分のサイトのクロール頻度を把握するのに活用します。頻繁に更新されている、あるいは検索エンジンから高く評価されているサイトは、比較的クロールのインターバルが短いです。

 また、言語設定を見て、自分のサイトが何語で認識されているかもチェックしましょう。日本語のページを公開しているのに他言語(英語など)で認識されている場合は、ページの文字コード宣言やファイル保存形式が間違っている可能性があります。

 なお、インデックス状況画面の左上の「被リンク元のページ」をクリックすると、被リンク一覧も参照できます。この画面の並び順は、Yahoo!からの評価が高い(であろう)サイト順に並んでいるようです。中にはスパムページ(ワードサラダや自動生成ページなど)が含まれている場合があります。この時は、そのURLにチェックを入れ、画面最下部の「スパム報告」ボタンを押し、Yahoo!にスパムページであることを知らせましょう。

株式会社アイレップ
日本のSEO黎明(れいめい)期である1997年よりSEOサービスを開始。2002年に会社設立(株式会社イー・プロモート)後、2005年4月より株式会社アイレップにてSEM総合研究所所長を務める。アイレップのSEOサービスを監修するほか、日米欧の検索業界の市場調査、サーチマーケティング関連のソリューション開発、検索エンジン企業等への事業展開アドバイスなども行う。SEO分野での第一人者として多くの執筆・講演活動で活躍中。主な著書に「検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書」(翔泳社刊)など。また、専門誌・サイトで多数の連載記事を担当し、その高い専門性で人気を博している。http://www.irep.co.jp/

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