便利なWordPressプラグインの紹介
Google XML Sitemap GeneratorでXMLサイトマップを生成
XMLサイトマップとは、簡単に言うと、Webサイト内のURLを検索エンジンに知らせるフォーマットです。
XMLサイトマップをGoogle、Yahoo!、MSNに送信することで、各検索エンジンにサイト内のURLを知らせることができます。つまり、あなたのブログ記事が検索結果に表示される可能性が高まるということです。
XMLサイトマップはGoogleの指定のフォーマット(https://www.google.com/webmasters/tools/docs/ja/protocol.html#sitemapXMLFormat)に沿ってテキストファイルなどに自分で打ち込んで作成することも可能ですが、WordPressの場合はXMLサイトマップを自動で生成してくれるプラグインが存在します。それが「Google XML Sitemap Generator」(http://www.arnebrachhold.de/projects/wordpress-plugins/google-xml-sitemaps-generator/)です。
このプラグインも使い方は非常に簡単です。初期設定は以下の手順で行います。
1. プラグインを有効化します。
2. 「設定 → XML-Sitemap」のXMLサイトマップの設定画面で、「The sitemap wasn't built yet. Click here to build it the first time.」という文章が表示されているので、「Click」の部分をクリックします。これで、記事を投稿するごとに新しいサイトマップが自動で生成されます。
3. ブログアドレスの後ろに「/sitemap.xml」を追加したものが自動生成されたサイトマップのアドレスなので、ブラウザのアドレスバーにこのアドレスを入力してサイトマップが正しく表示されるか試してみましょう。
例:http://seofromusa.com/sitemap.xml
これでXMLサイトマップの設定は終了ですが、生成したサイトマップは主要検索エンジンに送信する必要があります。GoogleとMSNには、デフォルトの設定でサイトマップを送信してくれます。Yahoo!へはアカウントを持っていないと送信してくれないので、Yahoo!サイトエクスプローラー(https://siteexplorer.search.yahoo.co.jp/)に登録後、サイトエクスプローラーの管理画面のフィード登録でサイトマップアドレスを登録すれと良いでしょう。
GoogleとMSNもそれぞれ、ウェブマスターツールにアカウントを作成し、サイトマップを登録することで、送信したURLがどれだけ検索エンジンにクロールされているか確認することができます。
・Googleウェブマスターツール:http://www.google.com/webmasters/tools/?hl=ja
・MSN Webmaster Center:http://webmaster.live.com
最後に、「Google XML Sitemap Generator」は管理画面が英語ですが、日本語化も可能です。その方法は「Google XML Sitemapsでサイトマップを作成」(http://wordpress.rambler-style.com/2009/0123161558/)という記事で詳しく解説されていますので参考にしてください。
Dagon Design Sitemap Generatorでユーザーフレンドリーなサイトマップを生成
XMLサイトマップは前項の例でも見ていただいたように、単なるURLの羅列です。XMLサイトマップはあくまで検索エンジン用だからです。
一方で大きなWebサイトなどには、大抵訪問者用に「サイトマップ」が設けられています。これは訪問者をナビゲーションしやすくするためです。このような、ユーザーフレンドリーなサイトマップを自動生成してくれるプラグインが「Dagon Design Sitemap Generator」(http://www.dagondesign.com/articles/sitemap-generator-plugin-for-wordpress/)です。
このプラグインも設定は非常に簡単で、以下の手順で行います。
1. プラグインを有効化します。
2. サイトマップを表示させるためのページを作成します。ページ本文中に「」を入力します(図2)。
3. 詳細設定は「設定 → DDSitemapGen」の管理画面で行います。このプラグインの管理画面は言語設定から「Japanese」を選択することで日本語化できます。