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| インターネットにサービスを公開する | ||||||||||
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せっかくPHPを使ってWebアプリケーションを作成したのですから、インターネットに公開してみんなに使ってもらいましょう。 インターネットにWebサービスとして公開するには、まずサーバを用意しないとはじまりません。もちろんサーバはインターネットから直接アクセスできる状態になっている必要があります。一口に「サーバを用意する」といっても様々なやり方があります。 |
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| レンタルサーバを利用する | ||||||||||
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共有サーバであれば、月々100円強という非常に安い料金で借りることができます。レンタルサーバであればほぼ確実にPHPを利用できるので、面倒なサーバの設定も不要です。 共有サーバの場合1つのサーバを様々な人と共有して使用します。そのため、あまり負荷の高い処理を行っていると処理を止められてしまったり、逆に他のユーザの影響によってサービスの処理速度が低下する場合があります。ただサービス公開直後はそれほどアクセスが来ることはないので、共有サーバでも特に問題はならないでしょう。 また専用サーバをレンタルすることもできます。専用サーバは安いものでは月々1万円弱で借りることができます。専用サーバはroot権限が付与されるため、環境の自由度が高いのが特徴です。その代わり自分で様々な設定を行う必要があり、高度なLinuxの知識が必要となります。 レンタルサーバの業者もいろいろサービスを提供しているので、サーバの設定作業を委託することもできますが、別途料金が発生することになります。サービスの規模が大きくなってきたなら、専用サーバを検討してもよいかもしれません。 |
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| 自前でサーバを立てる | ||||||||||
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もっとも安価で自由度の高いのが、自前でサーバを立てる方法です。自前でサーバを立てるには、ネットワークとLinuxに関する高度な知識と経験が必要です。レンタルサーバでいろいろ経験を積み重ねてから挑戦してみるといいかもしれません。 自前でサーバを構築する場合には、以下の連載を参考にしてください。 |
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| サーバにプログラムを転送する | ||||||||||
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サーバの準備ができたら、サーバにプログラムを転送しましょう。サーバ上にプログラムが存在しなければ、せっかく作ったサービスを公開することができません。サーバ上にプログラムを転送する方法は主にftpとscpを使った2つの方法があります。 |
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| ftp | ||||||||||
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ftpは、もっとも気軽に利用できるファイルの転送方法です。レンタルサーバであればすでにftpの設定が行われており、ftpクライアントを用意するだけで気軽に更新することができます。ただし、ftpは通信が暗号化されないため、パスワードやデータが盗まれて悪用される危険性があります。 |
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| scp | ||||||||||
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scpを使うとftpとは違って通信が暗号化されているので安全にデータを転送することができます。scpはftpほど普及してないため専用ツールも少なく、手順も多少複雑ですが、セキュリティを気にするのであればscpを利用するようにしましょう。 |
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| URLを決める | ||||||||||
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レンタルサーバでサービスを公開する際の注意点として、URLの問題があります。一般的にレンタルサーバで付与されるURLは以下のようになります。
http://サーバ名/~アカウント名/
もちろんこのようなURLでもちゃんとWebアプリケーションは公開されてますし、機能も問題なく使用できます。しかし、ドメイン名がレンタルサーバのものなので、サービスの増強に合わせてサーバを移行しようとした場合、URLが変わってしまいます。 WebサービスにとってURLは非常に重要な要素です。URLを変更しないというのは簡単なようにみえて、やってみると案外難しいものです。さらに、せっかくサービスを公開するのですから、独自ドメインを使用したいところです。 独自ドメインは.comで年間1,000円強、.jpで年間4,000円弱で取得することができます。ドメインの設定はレンタルサーバを使えば簡単に設定可能です。 |
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| まとめ | ||||||||||
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3回に渡り、PHPを使ってWebアプリケーションを開発する手順を駆け足で説明してきました。一口にWebアプリケーションといっても話題は多岐に渡ります。今回の連載では幅広くトピックを扱ったため深く掘り下げてない部分が多くあります。 本連載がきっかけで少しでも多くの読者が次のステップに進んでもらえれば筆者としても幸いです。 |
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