| ||||||||||
| 前のページ 1 2 3 | ||||||||||
| ITインフラ管理との連携 - OpenView Operations | ||||||||||
ここまでサービスマネジメントでのインシデント管理について説明してきたが、日々発生するシステムの障害をいちいち運用担当者が手入力するのは大変な手間だ。そこで、システムの障害を検出するネットワーク管理やサーバ管理などのITインフラ管理ツールから、自動的にインシデントを登録する方法を紹介しよう。 ここではITインフラ管理ツールとして、OpenViewファミリのシステム統合管理ツールである、OpenView operations(OVO)を使ったケースについて紹介する。 図5に今回の構成の概要を示す。 管理対象となるサーバやネットワーク機器で検出された様々な障害はOVOに集められ(図5の1)、必要に応じてフィルタリングやコリレーション(関連する複数の情報を自動的に集約する機能)により、重要なイベントだけがふるい分けられる。 OVOにはイベント発生時に、あらかじめ決められたコマンドを実行する自動アクションの機能があり、例えば通報システムを起動して運用担当者に障害通知を行うこともできる(図5の2、3)。 ここでOVSDを導入している場合には、OVOの自動アクションにOVSDのインシデント登録コマンドを登録しておくことで、障害通知と同時にOVSD上でインシデントが自動発行される。これにより運用担当者は登録されたインシデントを基に、速やかに障害対応に着手することができる(図5の5)。 この時、自動アクションではコマンドの引数として障害発生機器のIPアドレスや、イベントの緊急度、障害メッセージなどもわたすことができるので、障害対応で重要な初動調査での正確な状況把握にも効果がある。 | ||||||||||
| おわりに | ||||||||||
今回は、OpenViewによるIITLのサービスサポート実践例として、OVSDでのインシデント管理、およびOVSDとOVOでのITインフラ管理連携の例を紹介した。 OVSDの特徴である統合されたサービスマネジメント環境により、ITILのプロセスが効率よく実行でき、またインフラ管理ツールとの連携により、様々なシステム障害に対してもITILのサービスマネジメントプロセスで対応することが可能になることをご理解いただけたのではないかと思う。 次回はOpenViewと並んでよく知られるシステム管理ツールであるTivoliを用いた、「サービスデリバリ」の実践例を紹介する。 | ||||||||||
| 前のページ 1 2 3 | ||||||||||
| ||||||||||
| ||||||||||
| ||||||||||


