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| Outlookとも連携できる「iCal Server」 | ||||||||||
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大きな企業やITに長けた企業では、各社員のスケジュールがグループウェアのカレンダー機能などによって共有されているのが一般的になっています。例えばMicrosoft Exchange Serverを使ってOutlookのスケジュールを共有したり、サイボウズのようなグループウェアを使用するといったようなケースです。 今までAppleは同類のソリューションを持っていませんでした。しかしLeopard Serverからは「iCal Server」が利用できるようになります。 Mac OS Xには「iCal」というカレンダーソフトが標準で含まれています。このiCalを純正のメールソフト「Mail」と組み合わせることで、会議の参加依頼を送るといった処理を行うことができました。さらに、AppleのWebサービス「.Mac」を使ったカレンダーの公開や購読が可能です。しかし、企業内のような限られた環境内で利用するには向かない面もありました。 その部分を解消するのが「iCal Serever」です。iCal ServerはLeopard Serverの標準機能として提供され、Macらしい使い勝手を実現しています。Leopard ServerのUnlimited版を購入すれば、追加ライセンスの必要なく何人でもiCal Serverを介したカレンダーの共有が可能になります。 そしてiCal Serverは、オープンスタンダードな技術を使用しており、Mac OS X LeopardのiCalだけでなく、MozillaのSunbird、OSAFのChandler、Microsoft Outlookなどのカレンダーソフトウェア/カレンダー機能を備えたソフトウェアとも、連携をとることが可能です。 |
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| Wiki Serverで情報を共有しよう | ||||||||||
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小さな会社でも、複数の人間がチームとして働くようになると、社内で情報の共有を行う必要が出てきます。ある案件をきっかけに生まれた「こういうケースでは、こんなふうに対処しよう」といったノウハウから、交通費の精算の仕方、仕事で使う用語集まで、いろいろな「情報」を共有しなくてはいけません。 そういった情報共有を、例えば「Wordのドキュメントをメールに添付する」といったスタイルで行ったり、何か情報がアップデートされるたびにメールで知らせるといったようにしてしまうと、いったいどれが最新で、正しい情報なのかがわからなくなってしまいます。また、その情報についてディスカッションしようと思っても、関係者が揃わなくてははじまりません。 そんなときこそ、Leopard Serverの新機能である「Wiki Server」の出番です。サーバ上にイントラネット用のWebサイトを構築し、そのサイト上に各自が必要な情報を発信し、全員で情報を共有し、必要であれば内容についてディスカッションすることが可能になります。 Appleらしさとして、Wiki Serverに標準で付属するテンプレートがあげられるでしょう。リンクの作成や画像の追加、参考ドキュメントの添付といった作業はクリックとドラッグ&ドロップで行うことができます。共有カレンダーやブログ(ブログ機能はすでにTiger Serverで実現ずみ)の表示/書き込みなどの機能もサポートしており、簡単に「社内ポータル」が構築できます。 |
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