
日本スケーリックス、Xandros Inc.によるScalix Corp.の買収について発表
ScalixXandrosLinux
2007/7/19 19:40
両社の協力体制をより強化し、日本市場向けにも取り組む
日本スケーリックスは7月19日、現地時間の7月18日にXandros Inc.によるScalix Corp.の買収について発表を行った。
今回の買収により、ScalixはXandrosの全額出資の子会社となり、Xandrosの全面的な財政支援に基づいて技術力の共有を行っていくとのこと。Scalixの従来製品については開発やサポートを今後も継続するとされる。また、これまでの開発計画はそのまま維持され、今後は両社の技術力を融合した製品の強化も予定しているとのことだ。
Xandrosは2001年に設立された会社で、Corel Linuxを継承したサーバ/デスクトップ向けの2系列のLinuxシステムを提供している。サーバ製品である「Xandros Server」には、サーバを一括管理できるツール「xMC(Xandros Management Console)」が搭載され、Windowsの「MMC(Microsoft Management Console)」に近いユーザインターフェースによって容易にLinuxサーバを管理できるという。
さらに今後は、複数Linuxディストリビューションに加え、Windows環境も統合的に運用管理するツール「BridgeWays」もリリースされる予定とのことだ。同製品では、xMCを用いてWindowsや各種Linuxシステムが混在した環境を容易に管理できるという。
2006年以降、XandrosはScalixを同梱したサーバ製品「Scalix Xandros Edition」を発売しており、パートナーとして良好な協力関係を持続してきたという。特に最新版の「Scalix Xandros Edition」では、Scalixのユーザ管理やシステム管理機能をxMC上に融合しているとのことだ。
日本スケーリックスが販売・サポートを行っている製品についても、対象プラットフォームを含めて従来のサポートポリシーを維持するという。また時期は未定としながらも、今後はScalix Xandros EditionをはじめとしてXandros製品も選択肢の1つとして選べるようになる予定だという。日本市場向けの機能強化にも取り組んでいくとのことだ。
(ThinkIT編集局 神保 暢雄)