|
||||||||||
| 1 2 3 次のページ | ||||||||||
| まず知りたい「OpenLDAPとは?」 | ||||||||||
|
OpenLDAPは、オープンソースとして開発されているLDAP v3対応のLDAPソフトウェアスイートで、以下の要素により構成されています。
表1:OpenLDAPの構成要素 LDAPとは「Lightweight Directory Access Protocol」の略で、ネットワークを利用するユーザ名やマシン名などの様々な情報を管理する「ディレクトリサービス」へアクセスするためのプロトコルです。 OpenLDAPの前身は、ミシガン大学で開発された「Umich LDAP」です。1988年にOpenLDAP Foundationに開発が引き継がれ、BSDライセンスに近い形の「OpenLDAP Public License」というラインセンスの下でソフトウェアが配布されています。 2007年6月現在でのOpenLDAPの最新バージョンは、安定版が2.3.35、開発版が2.4.4αとなっています。OpenLDAPの次期バージョン2.4では、LDAPではサポートされていなかったトランザクション処理やシステムの可用性を向上させるマルチマスタレプリケーションなどの機能が追加されています。 OpenLDAPプロジェクトでは、OpenLDAPの開発とともに、プロジェクトの中で新たに開発された機能および仕様を標準化するという活動も行っています。新しい仕様をLDAPの標準として「IETF(Internet Engineering Task Force)」に対して提案しています。なお一部の仕様についてはRFCとしてすでに標準化されています。 |
||||||||||
| OpenLDAPの特徴 | ||||||||||
|
OpenLDAPには次のような特徴があります。 |
||||||||||
| 複数のバックエンドデータベースを使用可能 | ||||||||||
|
OpenLDAPはデータを格納するバックエンドデータベースとして次のものを選択することができます。
表2:OpenLDAPで利用できるバックエンドモジュール |
||||||||||
|
1 2 3 次のページ |
||||||||||
|
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||
|
|
||||||||||
|
||||||||||

