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| Hot-Pluggable(標準準拠) | ||||||||||||
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オープンかつスタンダードなテクノロジに基づいており、BPEL Process ManagerやOracle Identity Managementなど個別のコンポーネント形式で他社製のRDBMSやJ2EEサーバなどのプラットフォーム上にプラグインが可能となっている。 またJBI(Java Business Integration)アーキテクチャをサポートし、JBIに準拠したサードパーティのプラグインを通じた拡張性を実現している。ミドルウェアが標準に準拠したテクノロジを採用していくことにより、利用者にとってはシステムを組みあげる上での制約が低減されるとともに、将来における構成の柔軟性を高めておくことが可能となる。 |
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| Unbreakable(高可用性、高信頼性) | ||||||||||||
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システムサービスのリソース要求に柔軟に対応できる拡張性および安定稼動のための可用性を実現するOracle Grid基盤をベースとしている。 Oracle Gridとは、複数のコンピュータ資源を仮想的に1つにまとめて柔軟で効率的な運用を可能にするものだ。これは統合したアプリケーションサーバやOracleデータベースの障害検知、アプリケーションおよびシステム更新のホットデプロイメント、動的なワークロード管理およびリソース管理などによって実現している。 |
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| まとめ | ||||||||||||
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Oracle Fusion Middlewareは、名前にあるようにミドルウェアをFusion(融合、統合)し各ソフトウェア同士を連携させ、より柔軟にかつスピーディなシステム構築に貢献し、運用管理においても一元化したミドルウェア群によりその管理性を高めることである。 その結果、情報システムに求められている「柔軟性」「安全性」「効率性」といった課題に対応できるのである。 次回以降では全体最適を目指した情報システムとして、システムトランスフォーメーションに取り組んでいく際に重要な意味を持つシステム基盤の3つの構成要素をテーマにして解説する。
表5:本連載で取り上げるテーマ
「アプリケーションインテグレーション」では、SOAをベースとしたアプリケーション統合に取り組む際の類型としてのデータ連携・統合とプロセス連携について整理をし、Oracle SOA Suiteで実現する連携・統合について解説を行っていく。 「セキュリティ(共通システムサービス)」では、システムで共通して備えるべき機能の1つとしてセキュリティ統合にフォーカスをあて、Identity Managementを中心にOracle製品による実装を紹介する。 「エンタープライズグリッドコンピューティング」では、アプリケーションの稼動を支えるOracleGridについて、そのアーキテクチャと着目すべき機能について解説を行うとともに、検証や事例を通して得られた実力感についても触れていきたい。 そして、連載の最後として、より柔軟なより安全で効率的な情報システムの実現に向け当社が取り組んでいるシステムトランスフォーメーションについて説明を行う。 |
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