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| サーバ設置に準備しておくべきもの | ||||||||||
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自社サーバを設置する場合、サーバ本体だけでなくネットワーク敷設の面でも大きくコストを圧縮できます。数台程度の構成であれば、自宅でネットワークを敷設するのと、そう大きな違いはありません。しかしWebサービスを展開する場合、アクセスの増加によって、サーバ台数が増える可能性が高いため、後々のことを考えて作業を行う必要があります。 作業前には、ビルの管理者や設計者に分電板の構成を聞き、さらにサーバの設置場所に何アンペアの電源が必要かといったデータを事前に調べ、可能な限り対処しておきます。 サーバ本体や設置する場所(エレクターなどのラックがよいでしょう)、ネットワーク機器に加えて、次のようなものを用意します。
表3:サーバ設置前に用意するもの
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| 1M〜7MくらいのLANケーブル | ||||||||||
![]() 図1:色違いのケーブルで接続先を確認 LANケーブルは、大体の長さにあわせて市販されているものを購入することもできます。自作キットを使って必要な長さのケーブルを作ることもできますが、必ずテスターで結線を確かめてから使います。 また、LANケーブルは色違いのものを利用し、それぞれがどのマシンにつながっているケーブルかを一目でわかるようにしておくことが重要です。ネットワーク図などに記入して、後に確認しやすい状態にしておきましょう。 |
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| 養生テープ | ||||||||||
![]() 図2:養生テープで接続先などを明記 養生テープとは、引越し業者がよく使う、剥がしても跡の残らないテープのことです。セロテープやビニールテープは長い期間たつと糊が溶け、べとべとになることがあります。このテープはマシン名や各ポートの接続先などを記入し、随所に貼り付けておきます。またネットワークアドレスなどを、よく見える位置に貼って置くのもお勧めです。 |
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| マジックテープ | ||||||||||
![]() 図3:ケーブルはマジックテープで束ねる 敷設したケーブルを適所で束ねるために使用します。モール状のものやプラスチック製のものは、絞めすぎによってケーブルを痛めることがあるからです。また安定運用までの間は何度も付け替える可能性があることから、付け替えの利くマジックテープが最適なのです。 |
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| サーバ構築時のポイント | ||||||||||
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ミドルタワー型のサーバを選択していれば、筐体内の排熱についてはそれほど心配する必要はありません。設置した部屋の温度を可能な限り低温に保つとともに、常に空気が対流しているかをチェックし、熱がこもる箇所がないようにします。 ![]() 図4:ラックは倒れないように固定 ![]() 図5:熱がこもる場合は扇風機などを設置 また、必要に応じて無停電装置を導入しておくとよいでしょう。 |
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| 次回は | ||||||||||
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今回はサーバ構築にあたってハードウェアの部分について紹介しました。次回はOSやソフトウェアなどの環境構築の面について解説します。 |
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