|
|
前のページ 1 2 3
|
|
PowrGresが利用されるシーン
|
PowerGresは様々な商品ラインナップから構成されているので、その利用シーンも様々です。実際の利用事例から、PowerGresの商品選択のポイントをご紹介します。
|
データベースを利用する製品を開発している場合
|
世の中の様々なパッケージソフトウェアの中には、多くの情報を適切に管理するためにデータベースを利用する製品が多くあります。指定のデータベースを利用するものもありますし、データベースを選択して利用することができるものもあります。
そんなときに、PowerGres on WindowsやPowerGres on Linuxを活用することで、大きな効果が得られるでしょう。なぜならば、ある程度の規模であれば単体のデータベースで十分処理可能ですし、サポートをつけても価格が低く抑えられるので、製品全体としての導入価格を抑えることができるからです。SRA OSSでは、パッケージベンダ向けにISVプログラムを用意しており、それを活用することも有効な方法でしょう。
実際にこのISVプログラムを利用して、シナノケンシ社はCDショップ向けの検索システム「Listening Station」のCDデータ管理用データベースとしてPowerGres on Windowsを採用し、全国展開のCDショップである新星堂などにシステムを納入しています。
|
システム開発におけるPowerGres
|
近年では一般のシステム開発においても、コストの軽減などの目的や十分な機能を備えていることからPostgreSQLの利用が進んできています。PostgreSQLを利用すればソフトウェアのライセンス料かかりませんが、サポートを受ける場合は各ベンダーの提供するサポートプログラムを利用することになるでしょう。そんなときに、PowerGresを活用するという選択肢があります。
その理由として、第1にシステムの求められる信頼性に応じて、単体のPowerGresもしくはHAを選択することができることがあげられます。第2に、パッケージ化されていることでサポートが非常に安価で提供されているので、トータルで考えると場合によってはPostgreSQLよりも安価でサポートを受けることができることです。
株式会社カプコン様では、携帯電話向けのゲームサービスを実施しており、24時間止められないサービスであることから、PowerGres HAを採用し運用を行っています。
|
まとめ
|
今回は、PostgreSQLとPowerGresの違いをコンセプトの観点から紹介し、PowerGresファミリのラインナップについて紹介しました。次回は、実際にPowerGresが簡単に使えることの紹介として、インストーラや管理ツールの紹介を行います。
|
前のページ 1 2 3
|
|
|
|
著者プロフィール
SRA OSS, Inc. 稲葉 香理
日本支社 マーケティング部/技術部
SRA時代に、PostgreSQLビジネスを立ち上げたときの設立メンバの1人。PostgreSQL関連のサポート、トレーニング、コンサルティングなどに従事してきた。2005年のSRA OSS, Inc.設立時からマーケティング部を兼任し、マーケティング、広報活動にも従事。日本PostgreSQLユーザ会理事。
|
|
|
|