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| 開発プロジェクトにおける管理 | ||||||||||||
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次は開発プロジェクトにおける管理対象とVS2005 Team Foundation Serverが支援してくれる機能についてみていきます。 通常の開発プロジェクトでは、予算、スケジュール、リソース、タスク、品質、成果物を管理することが必要になります。これらの管理にかかるコストや手間は、できる限り小さくし本来の開発作業に時間、リソース、コストを割きたいものです。 VS2005 Team Foundation Serverでは、作業項目、スケジュール、成果物について管理する機能を提供してくれます。この機能を上手に使用することで、チーム開発に必要な管理負荷が軽減します。 |
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| Work Itemの管理 | ||||||||||||
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VS2005 Team Foundation Serverでは、作業項目がWork Itemとして表現され管理されます。Work Itemは通常の作業項目であるTaskのほかに、BugやRiskなどに分類して登録できます(図3)。また、MSFのプロセスモデルによって提供されるWork Itemのほかに、独自のTaskなどを追加で登録することができます。 Work Itemでは、各種の資料を添付したり、作業の担当者を割り当てたりでき、さらに作業の状況を追跡することも可能です。 |
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| バグの登録 | ||||||||||||
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結合テストやシナリオテスト、受入テストなどテストの過程で発見されたバグもWork Itemとして管理できます。 開発者はVS2005に統合されたTeam Explorerの画面からバグの登録を行います。このとき、バグが発見されたビルド(バージョン)の情報や関連するファイル、再現方法など、解決のために必要となる詳細な情報を同時に登録し、これらを一括して管理できます(図4)。バグはWork Itemと同様に管理されるため、作業担当者を割り当てることも可能です。 もちろん登録したバグは、それが解決するまで状況を追跡することができます。バグ修正の作業は、再現テストでも再現しないことを確認し、その証跡や作業の報告を登録することで解決となります。 ここまで解説してきたように作業項目をWork Itemとして管理することで、作業の漏れがなくなり、作業の担当者や状況が追跡できるようになるため、「開発プロセスの品質」が向上します。新規作業の登録や状況の入力については、開発者が開発時に利用するツールであるVS2005を通じて行えるので、開発者への負担も少なくて済みます。 また、これまでExcelやWebサイトなどで別に管理していたバグも、その管理機能がVS2005 Team Foundation Serverに統合されたため、以前より少ない負荷で管理できるようになります。 |
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