|
||||||||
| 1 2 次のページ | ||||||||
| 定量調査分析 | ||||||||
|
本調査は郵送アンケート(Web併用)による定量調査と面接調査による定性調査を実施して、サーバOS、特にWindowsとLinuxの利用実態と今後を展望することを目的に実施した。調査の概要は以下に示す。 |
||||||||
| 調査の概要 | ||||||||
|
全国の年商5億円以上500億円未満の民間企業約4000社に郵送アンケート及びWebアンケートを実施し、1013社(有効回答数931社)を回収。調査時期は2006年1月から3月。 |
||||||||
| サーバOSの利用実態 - Windowsは中堅・中小企業のサーバOSのデファクト | ||||||||
|
中堅・中小企業で利用しているサーバOSについては、企業別ではなく企業で導入されているサーバの回答をもとに、サーバOSの利用実態を聞いたものが図1である。「Windows一色」という実に明確な傾向が出ていることが分かる。 今回の調査の目的は、「中堅・中小企業市場で利用されているサーバOSはWindowsが主流」と言われている中で、マスコミ、業界誌などを含めOSS(オープンソースソフトウェア)の本命と注目されているLinuxが、果たしてどの程度普及が進んでいるかを見極めることと、同時に「LinuxはWindowsの対抗馬?」ということを検証する目的もあった。 |
||||||||
| LinuxはWindowsの対抗馬? | ||||||||
|
結論としては、米国や中国などにおいてはLinuxの導入が日本より進んでいるかもしれないが、少なくとも「日本の中堅・中小企業市場におけるLinuxは、ほとんど顕在化していないサーバOSのひとつ」となっていることが、今回の調査結果から明らかになった。 Linuxについては、毎年弊社で実施しているサーバの導入実態調査で、過去5年間に渡って推移を見ていたがほとんど変化がない。もはや国内中堅・中小企業のサーバOSについては「Windowsのデファクト性」は動かせない事実だ。理解する技術者、アプリケーション及び開発するソフトベンダ、SIer、サービス/サポート企業など、OSを取り巻く環境が「まずWindowsありき」で動いているからだ。 中堅・中小企業での利用されている「サーバOSの8割以上はWindows」中堅・中小企業で利用されているサーバOSの8割以上はWindowsである。LinuxはUNIXとあわせても10%にも満たないという結果だ。 細かくみてみよう。06年調査結果で「Windows2000」が39.2%、ついで「Windows2003」が25.9%そして「WindowsNT」が18.8%と続く。WindowsはNT、2000、2003あわせて8割を超えて圧倒的多数を占めている。昨年25.5%だったWindowsNTも18.8%となり、Windows2003が25.9%と昨年に比べ大きく割合を高めている。着実にNTからWindows2003へのリプレースが進んでいることが分かる。過去3ヵ年の推移で見ても、Windowsが中堅・中小企業のサーバOSとしてデファクトとして定着している。 一方「Linux」は、5.5%で、昨年の6.6%よりも下回っている。しかもLinuxはここ3ヵ年の推移でもほとんど変化がない。むしろLinuxは停滞気味もしくは漸減傾向とさえ見える。 |
||||||||
|
1 2 次のページ |
||||||||
|
書籍紹介 「2006年 中堅・中小企業におけるサーバOS実態調査(White paper)」 本記事はノークリサーチより発刊されている「2006年 中堅・中小企業におけるサーバOS実態調査(White paper)」からの転載です。上記調査資料には、さらに詳しいデータや分析結果が記載されています。調査資料のご購入は下記のリンクより行えます。 ご購入はコチラ http://www.norkresearch.co.jp/2006ITdm.pdf |
||||||||
|
|
||||||||
|
||||||||
|
|
||||||||
|
||||||||
|
|
||||||||
|
||||||||



