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| はじめに | ||||||||||||
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「第2回:Web 2.0世界におけるセマンティックWeb」では、インターネット世界(Web 2.0の世界)にセマンティックWebが浸透していく可能性を解説したが、セマンティックWebは、異なるデータフォーマットや語彙を許容したデータ統合を実現する技術であり、エンタープライズの世界でも必要とされる技術である。 第3回では、いくつかの事例を通じて、エンタープライズの世界におけるセマンティックWebの有効性について解説する。 |
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| セマンティックWeb技術適用の変遷 | ||||||||||||
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セマンティックWebは、不完全なWeb(単純なプロトコル、未構造化言語、意味が不明なリンクなど)を完全なものに直すために1998年にティム・バーナーズ・リー氏が提唱した技術だが、すでに不完全なWebは広く普及してしまい、しばらくの間は学術的な研究対象として扱われた。 学術的な研究としてセマンティックWebを扱った主な団体は、欧州連合委員会配下の「On-To-Knowledgeプロジェクト」と米国国防総省配下の「DAMLプロジェクト」であった。両者とも、オントロジー仕様の策定ならびにいくつかの実証実験を行っている。個別に活動してきた彼らの成果は、「第1回:セマンティックWebとは」で解説したW3Cの仕様として統一されて継続している。 上記活動の中からフィンランド美術館、スイス生命の実証実験について解説を加えることにする。 |
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