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| インターネットとWWW | ||||||||||
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インターネットとはなんでしょうか。もしかしたら本連載の読者の方には「Yahooじゃないの」とか「ホームページのことでしょ」と思っている方もいるかもしれません。これらは必ずしも間違ってるとはいえませんが、正しい表現ではありません。 実はInternet ExplorerのようなWebブラウザからアクセスしているWebページは、インターネットで提供されているサービスの1つである「World Wide Web(以下Web)」と呼ばれているものです。 Web上では様々なサービスが提供されています。Googleのように検索サービスを提供しているものもあれば、Youtubeのように動画の共有サービスを提供しているものもあります。本連載では、このようなWebで提供されているサービスを実現するプログラミング言語の1つである「PHP」について解説していきます。 PHPを用いることで、様々なWebサービスを開発することができます。もしかしたら本読者の中から、将来誰もが知ってるWebサービスを開発する方があらわれるかもしれません。このようなワクワクしたWebサービスの世界にみなさんも足を踏み入れてみましょう。 まずはPHPについて解説をはじめる前に、そもそもなぜPHPのようなプログラミング言語が必要なのかを説明します。 |
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| 静的コンテンツと動的コンテンツ | ||||||||||
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Webの世界には「動的コンテンツ」と「静的コンテンツ」の2種類があります。動的と静的の違いは変化があるかないかです。例えばAmazonでショッピングをするときにカートに品物を入れるとカートの品物が増えます。 当たり前といえば当たり前ですが、同じカートの情報でも変化がありますし、カートの中身が変わらなければ大問題です。このようなWebページがまさに「動的」コンテンツで、コンテンツが動的に変化するからこそ、このようなショッピングサービスを提供することができるわけです。 Webページが登場した頃はコンテンツがすべて静的でした。コンテンツを動的に提供することでAmazonのようなショッピングサービスが可能になり、Webの世界に革命が起きました。 では、このような動的コンテンツを作成するにはどうすればいいでしょうか。人間が逐一カートの中身を確認していては大変ですから、コンピュータを使って機械的に作業をさせることになります。 このような機械的な作業をするのがプログラムであり、プログラムを作成するのがプログラミングです。PHPはこのようなプログラムを作成するプログラミング言語の1つであり、PHPを使うことによってこのような動的コンテンツを生成することができるようになります。 |
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| なぜPHPなのか | ||||||||||
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実は動的コンテンツを生成できるのはPHPだけではありません。JavaやPerl、Ruby、Python、そのほかにもWebサービスの開発に使用される言語には様々なものがあります。 では、なぜPHPなのでしょうか。理由は大きく3つあります。
表1:PHPを選択する理由 このようにPHPを使うことで簡単かつ素早くWebサービスを開発することが可能になります。 すぐにPHPの開発環境の構築にかかりたいところですが、その前にPHPを使ってWebサービスを提供するにあたって関係の深いLinux/Webサーバ/データベースについて説明します。 |
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