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| データベース市場動向 | ||||||||
データベース管理システム(DBMS)市場は既に安定期に入ったと言われています。シェアで見るとOracle(Oracle)、IBM(DB2)、Microsoft(SQL Server)の三強がそれぞれに地位を固めており、大きな変動がすぐに現れる事はないとの見方が一般的です。ただ、変動を生み出しうる不確定要素の一つとしてLinuxの台頭があげられます。 これまでのDBMS市場は、メインフレーム、UNIXサーバ、WindowsサーバといったOS上で拡大し、普及してきました。そこに、新たなプラットホームとしてLinuxが加わり、勢力を年々拡大しています。(主要メーカでのサーバ出荷時のOS別シェアでは2003年実績で15%、2004年にはさらに増えるとの予測) さらには、「OSS」(Open Source Software)に対する政府などの後押しもあって、サーバOSとしてのLinuxは今後もさらに活躍の場が増えていくものと考えられます。SQLServerについてはWindowsサーバ上でしか動作しないので、少し状況は違いますが、Linux上のDBMSシェアの増減がDBMS市場全体のシェアに与える影響も当然徐々に大きくなっていると言えます。 一般に、信頼性、拡張性、高可用性が求められる商用システムの開発現場では、実績を重視した結果、データベースとしては商用データベース・ソフトが採用されるケースが多く見受けられます。現在、そのLinux上の商用DBMSとしてシェアトップの位置を占めるのがOracleです。 しかしインターネットの普及が進んだ今、DBMSが必要とされる場面は多種多様化しています。こういった場ではフリーなオープンソース・データベースも活躍しています。オープンソースのデータベースソフトウェアとして台頭しているのはPostgreSQLやMySQLです。こちらは統計的なデータがないので、どのくらい普及が進んでいるかは把握できませんが、メディアへ露出する回数などから見ても、徐々にその勢力を伸ばしてきているものと想像できます。 少し前までは商用RDBMSを採用する事しか考えられなかったところでも、オープンソースのデータベースが採用されたという情報も見聞きする機会が増えてきました。さらにオープンソースのデータベースソフトウェアをもサポート対象とするSIベンダが現れ、機能・パフォーマンスの面でも着実に大規模向けの新機能を実装しつつあるようです。少なくとも開発者サイドからは、機能を充実させ、エンタープライズ市場で商用DBMSと伍して戦いたいという意図がはっきりと伝わってきます。(加えて言えばこういったオープンソースDBMSが台頭する場としてのOSもほとんどの場合はLinuxです。) しかし、コスト面の優位性のみに囚われ、安易にオープンソースDBMSを選択することには危険性をはらんでいる事を忘れてはいないでしょうか?実際問題として、本来はその要件から商用データベースを採用すべきであるところに、コストの問題で安易にオープンソースDBMSを採用し、本稼働してから問題となるプロジェクトが増えています。 | ||||||||
| 各ソフトウェアの製品特性 | ||||||||
そこで、Linux上において商用DBMSの中で最も使用されているOracleとオープンソースでは国内で特に利用率の高いPostgreSQLについて比較を試み、この中からPostgreSQLの製品特性を理解し、その適用範囲を見極めておきましょう。 ※以下、基本的にLinux上でのPostgreSQL 7.4 と Oracle R10.1.0 をベースに記述しています。 オープンソースのDBMSであるPostgreSQLやMySQLなどのシェアについてはデータがないので把握できませんが、日本におけるコミュニティの普及活動や、その機能の多彩さ、そして当初からライセンス条項が寛容であったため、オープンソースDBMSとしては、PostgreSQLが最も普及しています。 (最近は、特に海外ではMySQLが勢力を伸ばしているらしいとも聞きますが、日本国内ではまだまだPostgreSQLの方がメジャーであると思われます。) | ||||||||
PostgreSQLとは
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一方、商用データベースとしてはLinux上でのシェアNo.1を誇るOracleを対象にします。 | ||||||||
| Oracleとは Oracle社が開発・販売するDBMS 主な特徴
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