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Sun Java Studio CreatorでWebアプリケーションを作ろう |
第4回:データベースへの登録処理を作ろう
著者:ビーブレイクシステムズ 横井 朗 2005/6/14
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RowSetを使用した登録処理
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ここまでのところで、各画面の動作や画面遷移を作成し、確認できました。続いてデータベースへの保存処理を記述します。登録処理はO/Rマッピングツールを利用するなどさまざまな方法で記述できますが、今回はRowSetを使用します。
RowSetは、JDBCのResultSetインターフェイスを拡張した仕様で、JavaBeansのプロパティとして情報を操作できます。RowSetではインターフェイスのみが規定されており、実装は各ベンダーによって提供されていますが、J2SE 5.0(Tiger)からは標準で同梱されるようになります。
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保存処理の作成
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保存処理は確認ページの送信ボタンがクリックされたタイミングで行ないますので、確認ページに設定します。「confirm.jsp」を編集エリアで開いた状態で、「サーバーナビゲータ」の「USER」テーブルを編集エリアにドラッグ&ドロップします。または、右クリックから「ページに追加」を選択します(図28)。
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図28:RowSetの追加
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次に、「confirm.jsp」の送信ボタンをダブルクリックし、アクション時の処理を記述するJavaクラスを表示します。ここに、送信ボタンクリック時の処理を以下のとおり記述します。
確認画面での送信ボタン押下処理
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⁄**
* 送信ボタンクリック時の処理
*⁄
public String sendButton_action() {
try {
// DB 更新処理
userRowSet.setHoldability(userRowSet.HOLD_CURSORS_OVER_COMMIT);
userRowSet.setConcurrency(userRowSet.CONCUR_UPDATABLE);
userRowSet.execute();
userRowSet.moveToInsertRow();
userRowSet.updateString("NAME", nameText.getValue().toString());
userRowSet.updateString("NAME_KANA", nameKanaText.getValue().toString());
userRowSet.updateString("SEX", sexText.getValue().toString());
userRowSet.updateInt("AGE",
new Integer(ageText.getValue().toString()).intValue());
userRowSet.updateString("MAIL_ADDRESS",
mailAddressText.getValue().toString());
userRowSet.updateString("TEL_NUMBER", telNumberText.getValue().toString());
userRowSet.insertRow();
userRowSet.commit();
userRowSet.execute();
} catch (Exception e) {
throw new FacesException(e);
}
return "submit";
}
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著者プロフィール
株式会社ビーブレイクシステムズ 横井 朗
オープンソース指向技術コンサルタント。Java専門のソフトウェアハウス〜フリーエンジニアを経て現職。帳票開発のみならず、オープンソースを用いたシステム構築を日々提案。なによりもお客様の真のニーズを求めるため社内外でオープンソースに関する啓蒙活動を行う。
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