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Biz/Browserで経営の効率化を実現する |
第3回:「Biz/Browser」の機能紹介
著者:アクシスソフト 永井 一美 2005/11/10
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「Biz/Browser」の事例紹介
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今回と次回は事例紹介のPart2となります。多くの顧客事例から顧客名紹介も含めて考えていました。しかし、業務のうわべだけの紹介になってしまうため、詳細な技術面やBiz/Browserの機能を主体に説明をするために、アライアンスによる機能を中心に紹介させていただくこととしました。システム構築において参考になると思いますので、顧客名での事例ではありませんが読み進めてください。
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Webサービス「経費精算システム」と「乗換案内」との連携
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最初に弊社内で利用している「経費精算システム」の中でWebサービス機能を利用している例について紹介します。
経費精算は社員全員が利用するものですので、リッチクライアントとしての特徴(アプリケーションをサーバに集中させることにより管理コストを下げ、クライアントの操作性をよくする特徴)がいきる顕著な例といえます。また精算日は週明けや月初めに集中しますので、通信をデータのみに抑えてサーバへの負荷を軽減するということでもBiz/Browserのような仕組みが最適です。
まずは「経費精算システム」のメイン画面を見てみます(図1)。システム全画面においてマウスレスで制御可能となっており、一連の流れがキーのみでも可能で、快適な操作を実現しています。
図1:「経費精算システム」のメイン画面 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図2は「一般経費精算」の画面の一部です。経費種類のドロップダウンメニュー(PulldownList Class)を「タクシー」「会議費」などへ変更することにより、それに合わせて入力すべき項目が変化します。「タクシー」では『乗車場所』『行き先』という項目が表示されますが、「会議費」では図3のように『出席人数』『出席者』『店名』という項目に変更されています。
リッチクライアントの場合にはこのような制御はクライアント側のみで行われ、サーバとの通信は発生しません。従来のWebブラウザ上でのHTML画面ではクライアントとサーバの通信が発生し、その度に再描画されるためにレスポンスが劣りますが、Biz/Browserの場合は瞬時の描画が行われます。
図2:「一般経費精算」の画面の一部 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図3:経費項目を会議費にした場合 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
図4は、「交通費精算」の画面での小口交通費の精算です。
図4:「交通費精算」の画面 (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
また、こういったシンプルな画面を図5のようにスタイリッシュなレイアウトに変更することもできます。図4と図5の機能は同じですが、スタイリッシュなデザインである図5の方が開発コストは高くなります。どちらのレイアウトにするかは、システムの利用者に対する訴求面やコスト面を勘案して決定するものだと思います。
図5:「交通費精算」の画面(別デザイン) (画像をクリックすると別ウィンドウに拡大図を表示します)
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著者プロフィール
アクシスソフト株式会社 永井 一美
アクシスソフト株式会社 執行役員プロダクト事業部長
SI会社にてオフコンでのアプリケーション開発やメインフレームでのOS開発、PCでの開発、品質保証業務などを経験、SI事業部門の管理者を経てアクシスソフトに入社。入社時より一貫して製品事業に携わる。特にBiz/Browserにおいては、「確かなUIによりエンドユーザの生産性を高め業務に対するモチベーションを持っていただくことが、企業全体の生産性を押し上げる」との信念で推進している。
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