プログラミング言語「Rust 1.93」リリース‐inline assemblyブロックの条件付きコンパイル改善など

「musl libc」アップデートや低レベル機能拡張を含むコンパイラ・標準ライブラリ強化など

1月22日 23:55

 rust-lang.orgは1月22日(現地時間)、プログラミング言語Rustの最新版、「Rust 1.93」をリリースした。

 Rustは、並列計算・関数型かつマルチパラダイムのプログラミング言語。C/C++ライクな文法を持つ。純関数型、並列計算モデル、手続き型、オブジェクト指向をサポートしており、安全性、速度、並列性にフォーカスしている。

 「Rust 1.93」では、組み込み用途や低レベルコード向けのinline assemblyブロックにおいて、個々の命令ごとに条件付きコンパイル(cfg属性)が指定可能になり、より柔軟な制御が可能になった。また、「musl libc」が「1.2.5」にアップデートされ、DNSリゾルバ関係の機能の信頼性改善が図られている。これにより、Rust muslターゲットにおける静的リンクの処理安定性が強化された。その他にもスレッドローカルストレージ関連の機能やAPIの追加などが行われている。

 対応プラットフォームは、Windows、Linux、macOS、FreeBSD。ライセンスはMITライセンス。「Rust 1.93」は、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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