NTTデータ、オープンソースのグローバル拠点をインドに開設
NTTデータは12月19日、オープンソースの適用領域拡大と製品・サービス提供を行うためのグローバル拠点「OSS Center India」をNTTデータのインド開発拠点内に設置した。
「OSS Center India」は、オープンソースによるTCO削減、迅速なシステム開発、オープンイノベーションの実現にむけて、NTTデータグループで長年培ったオープンソース開発力とサポート力を強化し、全世界に提供することを目指す。2013年度はグローバルに展開する日系企業へのサポートサービス提供から活動を開始し、2014年度から本格的にグローバル企業に向けたサービスを展開する。20名体制でスタートし、2015年度までに100名へ増員し、国内外のNTTデータグループ全体でオープンソース500名体制を目指す。
「OSS Center India」は、以下の3つの活動を通じて、NTTデータグループ各社へのオープンソースの積極的な展開を行っていく。
・先進的な技術開発
オープンソース製品への機能追加や新規開発をオープンソースコミュニティとのコラボレーションを通じて行い、これまで不可能と思われていた高信頼・高性能・高可用な領域にまでオープンソースの活用を拡大し、オープンイノベーションを実現する。
・製品、サービス
代表的なオープンソースデータベースであるPostgreSQLをベースとしたデータベース製品である「PRORIZE DBサーバー GresCube」をはじめとした、オープンソースをベースに独自の価値を加えた製品を、サポートサービスとともに提供する。
・サポート
オープンソースのQ&Aやトラブルシューティングなど、オープンソースを扱ううえで必要となる当事者能力を支えるために必要となるサポートを提供する。
NTTデータ
http://www.nttdata.com/jp/
ニュースリリース
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2012/121900.html
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