クラスキャット、RHEL 6.5対応インターネット・サーバ管理ツールの新ラインアップを提供開始
クラスキャットは12月9日、侵入検知/防御(IDS/IPS)・改竄検知機能を標準装備したLinuxインターネットサーバ管理ツール「ClassCat Cute Ex」シリーズのRHEL 6.5対応版「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition Ex v6.5」を提供開始した。
スタンダード版に加えて、OSSのクラウド基盤OpenStack上のサービス専用の新ラインアップ「ClassCat Cute Server Manager Cloud Edition Ex v6.5」の提供も併せて開始した。
「ClassCat Cute Server Manager Enterprise Edition Ex v6.5」は、オープンソース化されたCobalt RaQ550の管理ツールをベースにメールセキュリティ機能を大幅に強化し、さらに侵入検知/防御 (IDS/IPS)・改竄検知ソリューションをシームレスに統合した製品。販売価格は15万8千円(税別)で、Red Hat Enterprise Linux 6.5 (64bit:x86_64) に対応している。
本製品の利用により、最新のRed Hat Enterprise Linux 6.5環境上で、実用的なセキュリティ機能を装備したインターネット・サーバを手軽に低コストで運用管理することができる。Cobalt RaQ550の操作性を継承し、マルチ仮想サイトの作成・運用が可能で、インターネット・サーバとしての基本サービス(Web、Mail、DNS、SNMP、FTP、Telnet 等)の運用管理を専門的な知識なしに行なうことができる。
また、迷惑メール対策として必須の機能である「25番ポートブロック(OP25B:Outbound Port 25 Blocking)」のサポートに加えて、SPAMフィルタ、SSL暗号化通信(STARTTLS、SMTPS、POP over SSL)などのメールセキュリティ機能も標準装備している。
本製品ではさらに、ホスト型の侵入検知/防御(IDS/IPS)・改竄検知ソリューションもシームレスに統合。主な検知機能としては、侵入検知(IDS)・ファイル改竄検知(整合性チェック)・Rookit検知・ログファイルベースの異常検知等の機能があり、検知結果はすべてアーカイブとして保存される。ホワイトリストの設定や問題の重要性に応じたメール通知も可能。侵入防御(IPS)機能においては、各種ブルートフォース攻撃・第三者中継などの外部からの攻撃をセッションを切断することにより防御することが可能。とくにSSHやPOP/IMAPサーバへのブルートフォース攻撃に威力を発揮し、攻撃元のIPアドレスをパーマネントにブロックすることもできる。
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