「BIND 9.12.0/9.12.1」に脆弱性、修正版がリリース
2018年5月23日(水)
DNSサーバBINDに2件の脆弱性が発見された。1つは短時間の間にゾーン転送を連続で行うと例外が発生しnamedが停止する危険があるもの、もう1つはBIND 9.12で新しく実装されたserve-stale機能に不具合があり、設定の有効・無効にかかわらず、状況によってはnamedが予期しない動作をしたり停止したりするもの。
対象となるバージョンは、「BIND 9.12.0/9.12.1」となっており、これ以前のバージョンには今回の脆弱性は存在しない。今回の脆弱性は、新しくリリースされた「BIND 9.12.1-P2」で修正されている。該当バージョンのユーザはアップデートを施すことが強く推奨される。
修正されたバージョンのISC BINDおよびISC DHCPは、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
JPNICによるアナウンス
その他のニュース
- 2025/1/23 「VirtualBox 7.1.6」リリース
- 2025/1/23 「Wine 10.0.0」リリース
- 2025/1/22 総務省、データサイエンス・オンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」をリニューアル開講、無料で受講可能
- 2025/1/22 Linuxデスクトップ向けのソフトウェアデプロイメントツール「Flatpak 1.16」リリース
- 2025/1/22 オープンソースのインフラ管理プロジェクト「OpenTofu 1.9」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。