Moxa、AI・IoTコンピューティングに対応する堅牢な世界最小クラスのエッジコンピュータ「MC-1220シリーズ」を発表
2020年8月26日(水)
Moxaは8月6日(現地時間)、過酷な環境でAI・IoTコンピューティングに対応する堅牢な超小型エッジ・コンピュータ「MC-1220シリーズ」を発表した。
今回発表された「MC-1220シリーズ」は、堅牢なエッジ・コンピュータで、Intel Core i7/i5/i3プロセッサと複数の拡張インターフェースが搭載されている。拡張インターフェースにはVPUなどのハードウェア・アクセラレータを組み込むことができ、AI・IoTアプリケーション開発のためのIntel OpenVINOツールキットをサポートしている。このコンピュータは、堅牢なコンピューティング・プラットフォーム構築に関するMoxaの専門知識に基づいて設計されており、広い動作温度範囲での使用が可能で、屋外や危険な環境での設置に関するC1D2/ATEX Zone 2認証を取得している。さらに、このコンピュータはファンを必要としない超小型設計で、Core i7プロセッサを搭載した産業用コンピュータでは世界最小クラス(高134 x 幅60.4 x 奥120 mm)となっている。また、複数のWi-Fi/セルラー接続オプションをサポートしているため、ワイヤレス・ゲートウェイを新たに追加する必要がない。
(川原 龍人/びぎねっと)
その他のニュース
- 2024/11/24 Mesa 3D の最新版「Mesa 24.3.0」リリース
- 2024/11/24 ネットワークプロトコルアナライザ「Wireshark 4.4.2/4.2.9」リリース
- 2024/11/22 Oracle、Red Hat Enterprise Linux 9ベースの「Oracle Linux 9.5」をリリース
- 2024/11/22 ReiserFSがLinuxカーネルのサポートを外れる
- 2024/11/22 オープンソースの仮想化プラットフォーム「Proxmox Virtual Environment 8.3」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 沖電気、高速ディープラーニング推論処理をエッジで実現し、クラウドと連携するAIエッジコンピューター「AE2100」を販売開始
- ぷらっとホーム、IoTマイクロサーバー 「OpenBlocks IoT VX1」を発表
- NVIDIA、5G対応のエッジ向けサーバシリーズ「EGX Edge Supercomputing Platform」を発表
- ハイプサイクルに登場する技術②ー エッジAIや組み込みAI、AIチップ
- エッジでKubernetesを実装する新しいプラットフォームをIntelとSpectro Cloudが紹介
- Xeon初のSoC、マイクロサーバー向けプロセッサのアーキテクチャ(後)
- 話題の「フォグコンピューティング」、エッジコンピューティングとどう違う?
- Intel、第8世代Core iプロセッサ「Kaby Lake-G」シリーズを発表
- NTTデータ、ミラクル・リナックス、サイバートラストが次世代IoT×エッジコンピューティング分野で協業
- ソルティスター、IoTエッジコンピューティング向けミドルウェア「SALTYSTER connect with Microsoft Azure」を提供開始