ナイアンティック、約22.6億円規模のARファンド「Niantic Ventures」を設立

先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。なかでも注目なのは、ナイアンティックがARファンド「Niantic Ventures」を設立したニュースでしょう。

ナイアンティックは「ポケモン GO」や「Ingress」、「ピクミン ブルーム」等の開発・提供を行う企業です。グーグルの社内スタートアップとして2010年に設立され、2015年に独立。同年に日本法人を設立し、2018年には東京に初の米国外開発拠点を設置しています。

同社は2020年4月にARクラウド企業である6D.aiを買収。同年9月にはベライゾンやソフトバンク、SKテレコムなど大手通信事業者とのアライアンスを発表し、「惑星規模のAR体験」を実現するための技術的な準備を進めています。

ナイアンティックがARファンド「Niantic Ventures」設立 「リアルワールド・メタバース」構築へ

ナイアンティックはARファンド「Niantic Ventures」を設立しました。2,000万ドル（約22.6億円）規模のファンドで、ARスタートアップ支援を行い、リアルワールド・メタバース構築を目指します。

本発表とあわせてARプラットフォーム「Niantic Lightship」のソフトウェア開発キット「Niantic Lightship ARDK」の提供も開始しています。

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ナイアンティックがARファンド「Niantic Ventures」設立、“リアルワールド・メタバース”構築へ
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超高解像度VRのVarjo、遠隔コラボツール「Varjo Teleport VR」を提供開始

超高解像度VR/ARヘッドセットを開発するVarjoは、法人向けコラボレーションツール「Varjo Teleport VR」をリリースしました。

「Varjo Teleport VR」は同社が提供するメタバースプラットフォーム「Varjo Reality Cloud」の一部です。バーチャル空間でアバターを使い、複数人での会議やデザインレビューが行えるソリューションです。VRヘッドセットだけでなく、デスクトップアプリを通じた参加も可能です。

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超高解像度VRのVarjo、遠隔コラボツール「Varjo Teleport VR」を提供開始
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ディズニーがメタバース参入を準備中 CEOが収支報告の場で発表

ディズニーの第4四半期の収支報告発表の場で、CEOのボブ・チャペック氏が、「ディズニー版メタバースを準備中である」と表明しました。

チャペック氏は、メタバースについて「言うならば、我々の現在までの取り組みは、我々が現実世界とデジタルワールドを結び付け、自社のディズニー・メタバースで、境界のないストーリーを提供可能になるまでのプロローグに過ぎません」と発言。なお、ディズニーが計画しているメタバースの詳細な仕様は明らかになっていません。

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ディズニーがメタバース参入を準備中 CEOが収支報告の場で発表
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クアルコムがAR開発プラットフォーム「Snapdragon Spaces」発表 2022年から提供

半導体大手のクアルコムは、AR開発向けプラットフォーム「Snapdragon Spaces XR Developer Platform」を発表しました。複数のソフトウェアプラットフォーマーやハードメーカーとも提携し、アプリケーションやデバイスの開発や商用化をサポートします。

「Snapdragon Spaces」は、スマートフォン接続のARグラスのデバイス設計そのものや、ARグラス向け3Dアプリケーションの開発・商用化を支援するプラットフォームです。VR/ARの標準仕様「OpenXR」に対応し、ハードウェアをまたいだアプリケーションの移植が可能としています。

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クアルコムがAR開発プラットフォーム「Snapdragon Spaces」発表 2022年から提供
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