Bitdefender、Rustで実装されたMacOS向けのバックドア型マルウェア「RustDoor」について注意喚起を発表
2024年2月15日(木)
Bitdefenderは2月9日(現地時間)、Rustで実装された新しいMacOS向けのバックドア型マルウェア「RustDoor」を発見したと発表し、注意喚起を発表した。
「RustDoor」は、「Microsoft Visual Studio」のアップデートを偽装しているという。2023年11月から2024年2月2日までに発見されたすべてのファイルがIntelとARMアーキテクチャ向けMach-Oファイルを持つバイナリとして配布されている。また、親となるアプリケーションバンドル、ディスクイメージが存在しないという。マルウェアの目的は情報窃取と見られる。また、「RustDoor」には複数の亜種も発見されているという。
Bitdefenderは、検出および防御に必要な情報をコミュニティと共有するため、調査により判明したセキュリティ侵害インジケータ(IoC)と、危険なファイルのファイル名の一部を公開している。
(川原 龍人/びぎねっと)
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