「curl 8.7.0」リリース、直後に「8.7.1」も
2024年4月5日(金)
オープンソースのアクセスツール「curl 8.7.0」が3月27日(現地時間)、リリースされた。また同日、微調整が施された「8.7.1」がリリースされた。
「curl」は、UNIX系OS向けのコマンドラインツール。「URL」で示されるネットワーク上の場所に対して、コマンドラインによって様々なプロトコルでアクセスできるオープンソースソフトウェア。Webサイトにアクセスして結果を表示したり、ファイルのダウンロードやアップロードを行うなどの操作が可能。数多くのプロトコルに対応していることが特徴。
「curl 8.7.0」では、オプション「–disable-docs」フラグが追加されたほか、プロキシが使用されたかどうかを boolで返す「CURLINFO_USED_PROXY」、digest:SHA-512/256をサポートするなどの変更が加わっているほか、バグフィクスも施されている。なお、同日に微調整を施した「curl 8.7.1」もリリースされた。
「curl 8.7.1」は、Webサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
Change Log
curl.se
その他のニュース
- 2024/12/24 Arch Linuxをベースとした「CachyOS」の2024年12月版リリース
- 2024/12/23 システム管理者向けライブLinuxディストリビューション「Grml 2024.12」リリース
- 2024/12/22 「LibreOffice 24.8.4 Community」リリース
- 2024/12/21 Slackwareをベースとしたポータブル向けディストリビューション「PorteuX 1.8」リリース
- 2024/12/21 「NetBSD 10.1」リリース
Think ITメルマガ会員登録受付中
Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。
全文検索エンジンによるおすすめ記事
- 「curl 8.11.0」リリース
- 「OpenSSH 7.2/7.2p」がリリース
- 「OpenSSH 8.8」リリース
- OpenSSL Project、「OpenSSL 1.1.1」をリリース
- OpenSSL Project、「OpenSSL 1.1.1」をリリース
- OpenSSH、今後はRSA/SHA1をデフォルトで無効に
- OpenSSH、今後はRSA/SHA1をデフォルトで無効に
- 暗号化ドライブ作成ツール「VeraCrypt 1.20」リリース
- 暗号化ドライブ作成ツール「VeraCrypt 1.20」リリース
- Kubernetes上のアプリケーション開発を加速させるツール(1) Skaffold