Eclipse3ではじめるJava Webアプリケーション開発 1

Eclipse3と言語パックのインストール

Eclipse3と言語パックのインストール

では実際にEcipse3を利用してみましょう。Eclipseを利用するには、JRE(注4)の1.4.1以降が必要なので、インストールされていない方は先にインストールしておいてください。

※注4    Eclipseは内部にJDTコンパイラを持っているため、コンパイラを含むJDK(Java開発 キット)は必須ではなく、JRE(Java実行環境)上で動作します。ただし、Java開発者であれば、Eclipseを利用せずにビルドを行うこともあ るでしょうし、一部のプラグインではJDKが必要なので、JDKの利用をお勧めします。



   

 

EclipseはSWTを利用しているため、ダウンロードファイルはOSごとに異なります。自分のOSに対応したファイルをダウンロードしてください。なお、ここでは、Windows環境でのセットアップ手順を説明します。

ダウンロード

EclipseのWebサイト(http://www.eclipse.org/) からEclipseをダウンロードします。メニューからdownloads→(ページ下の方の)Main Eclipse Download Site(注5)を選択します。そして、バージョン(現時点の最新版は3.0.1)→自分OS(ここではWindows 98/ME/2000/XP)を選択し、Eclipse本体をダウンロードします。

※注5    新しいバージョンがリリースされたときなどは非常に込み合いますので、他のミラーサイトの利用をお勧めします。




同様にLanguage Pack(現時点の最新版は3.0.1_Translations)→自分のOS(NLpack-eclipse-SDK-3.0.x-win32.zip)を選択し、言語パックをダウンロードします(図2)。

Eclipseと言語パックのダウンロード

図2:Eclipseと言語パックのダウンロード

インストール

ダウンロードしたEclipse本体(eclipse-SDK-3.0.1- win32.zip)を任意のディレクトリに展開します。ここでは、C:/thinkit/eclipseに展開しました。同様に言語パック (NLpack-eclipse-SDK-3.0.x-win32.zip)を展開し、Eclipse本体のディレクトリに上書きします(eclipse ディレクトリをそのまま上書きすればよいです)。そうすると図3のようになります。

Eclipseと言語パックを展開したところ

図3:Eclipseと言語パックを展開したところ

 

この記事をシェアしてください

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る