パッケージとクラスの作成
パッケージとクラスの作成
メニューバーの左上から、「ファイル→新規→「クラス」を選択します(図8)。

図8:新規クラスの作成
Javaクラスの作成ウィンドウの左画面で「名前」にクラスの名称を入力します(図9)。ここでも先ほどと同様、「Hello World」を入力します。パッケージにしたい場合は、適宜「パッケージ」にも入力します(ここでは"jp.co.impress.example"を入 力しています)。

図9:新規クラスの作成
このクラスにmain()を作成するため、[public staticvoid main(String[] args)]にチェックします(図10)。
図10:mainメソッドの作成
「終了」をクリックします。図8〜10の作業を行うと、クラスが作成されて図11のようになります。
クラスの実装
次にHelloWorldクラスを実装します。
mainメソッド内に「System.out.println("HelloWorld");」と入力します。
HelloWorldの実装
public static void main(String[] args) {
System.out.println("HelloWorld");
}メニューバーから「ファイル→保管」を選択(または「Control+S」キーを入力)して保存します(図12)。

図12:ファイルの保存
保存すると同時に、Eclipseによって自動的にHelloWorld.javaがコンパイルされます。コンパイルに失敗した場合には、エディターの左隅にマークが表示されるとともに、画面下の「タスク」にエラー情報が表示されます(図13)。

図13:コンパイルに失敗したHelloWorld
エラー情報を基に修正してください。なお、「sysout」と入力した後に「Control+Space」キーを入力すると「System.out.println();」に変換され、「System.」とドットを入力した後に「Control+Space」キーを入力するとSystemの持つメソッド一覧が表示されて選択することもできます。
入力変換のパターンは設定ウィンドウの「java→エディタ→テンプレート」から確認できます。新規に追加することもできるので、よく使う定型文は追加しておくと便利です。
アプリケーションの実行
最後にHelloWorldを実行します。

図14:HelloWorldの実行結果
メニューバーの「実行→実行→Javaアプリケーション」を選択します。実行すると、図14のように「HelloWorld」がコンソールビューに表示されます。なお、ここで紹介したような基本的な操作は、メニューの「ヘルプ」→「ヘルプ目次」で丁寧に紹介されているので、適宜参照することをお勧めします。
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