低コスト高品質サーバでサイト構築&再販を手がけるマーカーネット

2008年7月14日(月)
シンクイット編集部

大量のサイト構築とドメイン管理の負担をホスティングで軽減

 企業向けにWebサイト構築サービスを提供する企業は、手がけたサイトの数だけドメインとデータを管理することになる。そうしたデータを自社に設置したサーバで運用する方法もあるが、増え続けるドメインとデータに合わせてサーバを増加させながら自社でその管理を行うというのは、非常に負担が大きい。

 Webサイト構築という本来のサービスに注力するためには、信頼できるホスティングサービスを活用するのが近道だ。ドメイン取得や管理、トラフィックの制御といった業務を委託できることで、制作スタッフの労力は大きく軽減される。

 信頼できるサービスを、低コストで提供して欲しい。そうした要望に応えられる企業の一つが、本連載で紹介している株式会社アット・ワイエムシー(以下、@YMC)だ。

 今回は、主力であるWebサイト構築業務において@YMCを利用している、マーカーネット株式会社(以下マーカーネット)に話を伺った。

顧客企業にとって価値のあるWebサイトを構築

 マーカーネットは、1998年にコンテンツ制作会社としてスタートした。当初はカード型のCDを利用した販促グッズの制作などを推進し、その内部コンテンツの制作とプレスを請け負っていたが、2000年にはWebサイト制作事業を開始。現在ではWeb制作が主力業務となっている。

 単純な企業PRサイトの構築だけでなく、データベース構築やECサイト構築、ブログシステム構築、SNSサイト構築などを幅広く手がけ、SEO対策等にも力を発揮するマーカーネットは、顧客サイトの約半分を@YMCのサーバで運営している。

 マーカーネット 代表取締役の塚尚益氏は、@YMCホスティングサービスを採用するに至った経緯を、次のように語る。

 「最初の出会いは、飛び込みでかかってきた営業電話でした。話を聞いてみると、専用サーバでも非常に安く利用できるということで、コスト面で魅力を感じました。今でこそ、他にも格安のサービスというのが登場していますが、早くから低コストで質の良いサービスを提供してくれていたのは@YMCだけでした」

 同社では単純にWebサイトを作成するだけでなく、SEO対策を含めて、顧客企業にとって価値あるWebサイトとすることをモットーにしているという。そのために、サイト立ち上げの動機と目的をはっきりさせ、企業の戦略に沿うものとなるようにコンサルティングから行い、積極的な提案を行う。

 デザイン面で優れているだけではなく、企業に役立つWebサイトを作りたい。そうした想いを込めて構築されたのが、600以上のサイトだ。このうち100ドメイン以上が@YMCのサーバで運用されている。@YMCでは2台の専用サーバを利用している。次のページでは、同社における@YMCの活用方法を具体的に見てみよう。

著者
シンクイット編集部

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