アプリの申請や管理ができる「APP Hub」に登録しよう
2012年3月15日(木)
アプリを作って申請、マーケットプレイスで公開しよう!
これまで、Windows Phoneでの開発の基本と多くのサンプルプログラムについて紹介してきました。記事を参考にアプリ開発を進めている方も多いかと思います。
ただ、サンプルプログラムの機能を中心に紹介してきたため、アプリを完成させたり、作ったアプリを公開するまでは解説していませんでした。そこで、本連載ではいろいろな処理を組み合わせて1本のアプリを作り上げ、マーケットプレイスで公開するまでの、一連の流れについて解説します。
この連載を読めば、これまでアプリ作りの経験がない方でも、開発から公開までの一連のことが行えるようになります。よろしければ最後までお付き合いください。
連載内容とサンプル・アプリの紹介
今回の連載内容を簡単に紹介します。
- 第1回~第2回 マーケットプレイスでのアプリ申請までの流れ
- 第3回 アプリの企画、予備知識
- 第4回 プログラマのためのタイル・デザイン
- 第5回以降 3本のサンプル・アプリの企画、デザイン、プログラミング
第5回目以降で解説するサンプル・アプリは、次の3本です。いずれも現在公開中です。
- 簡易縦書き俳句アプリ「一日一句(日本語版)」
- facebookへの投稿に対応した「一日一句投稿対応版(日本語版)」
- 加速度センサーとサウンドを組み合わせた「Sound Clinometer Ver.0.8(英語版)」
これらのアプリの作り方を参考に、皆さんもぜひ、アイデアをコードにしてみてください!そして、リジェクトなし、クラッシュなしのアプリ公開を目指しましょう!
図1:本連載用に開発したサンプル・アプリ3本。左から、「一日一句」「一日一句投稿対応版」「Sound Clinometer」の一画面。(クリックで拡大) |
実際にアプリを作る前に、第1回と第2回ではアプリの申請方法について解説します。既にアプリを作っていて、これから公開したいという方には早速参考になると思います。また、これからアプリを作ろうと考えている方は、事前にAPP Hubへの登録を済ませておくことをお勧めします。
アプリ申請・公開までの流れ
1. APP Hubへの登録
- 1-1. 個人向けアカウント作成手順
2. 申請に必要なデータの準備
- 2-1. 5種類のタイル用画像の準備
- 2-2. ApplicationIcon.png とBackground.pngの追加
- 2-3. アプリのタイトルの変更
- 2-4. 言語の変更
- 2-5. スクリーンショットの作成
- 2-6. 説明用テキストの作成
3. Visual Studio での申請準備
- 3-1. 提出用xapファイルの作成
- 3-2. マーケットプレイス提出用画像の追加
- 3-3. 自動テスト
- 3-4. 監視対象のテスト
4. 申請手続き
- 4-1. 審査規約の確認
- 4-2. 申請
5. 認定から公開まで
- 5-1. 認定
- 5-2. 公開
今回は、上記1~5のうち、「1. App Hubへの登録」を行います。
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