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これまでと操作方法が異なるWindows 8のおさらいと開発環境の構築

2012年10月19日(金)
薬師寺 国安

Visual Studio 2012でWindows ストア アプリ プロジェクトの作り方

Visual Studio 2012を起動し、「ファイル(F)/新規作成(N)/プロジェクト(P)」と選択すると(図9)、テンプレート内に「Windows ストア」が表示されますので、それを選択します。右側に表示される項目から、「新しいアプリケーション(XAML)」を選択して(図10)、Windows ストア アプリを作成していくことになります。

図9:Visual Studio 2012を起動し、「ファイル(F)/新規作成(N)/プロジェクト(P)」と選択する(クリックで拡大)
図10:テンプレート内に「Windows ストア」が表示されますので、それを選択する(クリックで拡大)

デザイン画面とXAMLコードを記述した画面が表示されます。デザイン画面内にツールボックスからコントロールを配置し、各イベント処理をコードエディター内に記述していきます(図11)。

図11:デザイン画面とXAMLコードの記述された画面(上図)とコードエディター画面(下図)(クリックで拡大)

試しに、ツールボックスからButtonコントロールを1個配置します(図12)。この状態でVisual Studio 2012のメニューから「デバッグ(D)/デバッグ開始(S)」で実行してみます。デフォルトでは「ローカル コンピューター」でデバッグするようになっています(図13)。「ローカルコンピューター」で実行すると全画面で表示されます(図14)。

図12:デザイン画面にツールボックスからButtonを1個配置した(クリックで拡大)
図13:デバッグモードを「ローカルコンピューター」で実行する
図14:全画面で実行される(ローカルコンピューター)(クリックで拡大)

また、「シミュレーター」でデバッグしたりすることもできます(図15)、イーサネット ケーブルを使って直接接続された「リモートコンピューター」でデバッグしたりすることもできます。「シミュレーター」が搭載されていますので、開発中にずっとタブレット デバイスに接続している必要はありません。「シミュレーター」で実行すると図16のように表示されます。

図15:「シミュレーター」で実行する(ローカルコンピューター)
図16:「シミュレーター」で実行する(ローカルコンピューター)(クリックで拡大)

「シミュレーター」を利用すると

  • 画面のサイズ、解像度、アスペクト比
  • アプリのレイアウト
  • 画面の向き

等をテストすることができます。

このシミュレーターを終了さすには、タスクバーに表示されているシミュレーターのアイコン上で、マウスの右クリックをして「ウィンドウを閉じる」を選択します(図17)。

図17:タスクバーのシミュレーターアイコンを右クリックして「ウィンドウを閉じる」を選択する

今回の連載のサンプルは「ローカルコンピューター」でのデバッグを前提に作成しています。よって、「シミュレーター」で実行させた場合は画面に収まり切れないアプリもありますので、ご了承ください。

では、前置きはこのくらいにして、次回からは実際にWindows ストア アプリの作成に取り掛かります。それまでに、Windows 8とVisual Studio 2012の環境を整えておきましょう。

今回はここまでです。ありがとうございました。

薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basic プログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット PROJECT KySS を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySS の活動に本格的に参加、.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindows ストア アプリを多数公開中

Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。

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