Pythonデベロッパがサンタクララに集結!PyCon US レポート

2013年3月29日(金)
藤原 敬弘

こんにちは、Fuller, Inc.の藤原です。2013年3月にSanta Clalaで開催されたPyCon US 2013に参加して来ました。Pythonを利用するデベロッパーや企業、Pythonの主要なライブラリおよびPython本体のコアデベロッパーが数多く参加する大変刺激的なイベントでした。今回はそのイベントレポートをまとめていきます。

まずは、PyCon USに関して簡単に紹介を。PyCon USはPythonカンファレンスの中で最も規模の大きなイベントです。PyCon US 2013は2500人のPythonistaが参加しました。

> PyCon US 2013

チュートリアル、メイン・カンファレンス、ディベロップメント・スプリントの3部門に分かれており、全てに参加すると1週間以上続くカンファレンスになります。

今回、私はメイン・カンファレンスにのみ参加してきました。写真を交えながら、現地の状況をレポートします。

現地到着

今回のPyCon USはSanta Clala Convention Centerでの開催です。サンフランシスコにはいくつかの空港があるのですが、ここから最も近いSan Jose空港に降り立ちました。San Jose空港は本当に何もなく、待受ロビーに入るまでは、コンビニのようなショップが1店舗しかありません。外に出ても、田舎で周りに何もなく、タクシーにはメーターも付いていなかったりします。
> Avatar Hotel

Santa Clala Convention Centerから歩いて15分ほどのAvatar Hotelで宿をとりました。PyCon USではホテルのシェアを募集することができます。ちょうど私の日程と同じ Tavis Rudd さん(Using Python to Code by Voiceセッションの発表者)がホテルのシェアを募集していました。これに便乗し、Tavis さんにホテルの手配等を済ませてもらいました。3泊で約220ドルほどでした。ベットも2つあり、部屋の中も大変綺麗でした。朝の時間帯を見ていると、多くの参加者がここに宿を取っているようです。

参加登録

登録を済ませると、チケットが貰えます。このチケットに、ノベルティと交換する事が出来るチケットが付いています。その他に自分の名前とtwitterのID、会社名が付いたカードが付いています。これで知り合った参加者と連絡先が交換できる仕組みです。

PyCon US 2013の名札とパンフレットです。全体的に水色を貴重とした配色で、Python界隈ではあまり見ない色なので、とても新鮮です。

朝食

驚くことに朝食が出ます。1日目はイングリッシュブレックファーストでしたが、2日目はブレックファーストタコスのようなものが出て来ました。

オープニングステートメント

Opening Statements

オープニングセッションは座長のJesse Nollerから。今回のテーマであるChange The Futureに関することを中心に、PyCon USにコントリビュートしてくれている団体や、参加者への感謝を語っていました。テーマがChange The Futureであるためか、自然とRaspberry Piの話から子どもたちのプログラム学習の話や女性Pythonistaの団体であるPyLediesの話に流れて行きました。途中で沢山の笑いどころも用意されており、楽しく聴講することが出来ました。

参加者全員へのサプライズプレゼント!

オープニングセッションでサプライズなプレゼントもありました。Raspberry Piを参加者全員へプレゼント。

FULLER株式会社

1986年生まれ。北海道苫小牧市出身。苫小牧工業高等専門学校卒業。
Fuller, Inc. CTO
Webプログラマ、よく利用する言語はPython。Pythonコミュニティによく出没する。
趣味でArduinoやRaspberry Piなどを使って、便利なものを自作する。

twitter: @wutali / github: https://github.com/wutali

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