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近くにある病院の場所をキャラクターが音声で教えてくれるアプリを作る

2014年3月17日(月)
薬師寺 国安

WatermarkTextBoxに住所を入力して「OK」ボタンをタップした際に、エラーが発生した時の処理

メンバー変数flagをFalseで初期化し、警告メッセージを表示して、現在地を表示する画面に戻ります。

  Private Async Sub ErrorShow()
    flag = False
    Dim message As New MessageDialog("住所が不正です。現在位置を表示します。")
    Await message.ShowAsync
    resetButton_Click(Nothing, Nothing)
End Sub

Geolocatorの機能が変更された時に発生する処理

Geolocatorオブジェクトの更新後の状態を、変数positionStatusで参照します。

Select Case文で条件分岐を行います。
場所データを提供するGeolocatorオブジェクトがDisabledであった場合、つまり、場所プロバイダーが無効であった場合は、RunAsyncメソッドでディスパッチされたイベントの結果を非同期に返します。ディスパッチャの優先順位は標準のNormalを指定しています。

この場合は、「位置情報を取得できません。GPSおよび位置情報取得可能なPCでお試しください。」というメッセージボックスを表示させ、処理を抜けます。
非同期で行われるためメソッドの先頭にAsyncを追加します。

  Private Async Sub myGeolocator_StatusChanged(sender As Geolocator, args As StatusChangedEventArgs)
    Dim positionStatus = args.Status
    Select Case positionStatus
      Case Windows.Devices.Geolocation.PositionStatus.Disabled
        Await myCoreDispacher.RunAsync(CoreDispatcherPriority.Normal, Sub()
        TitleTextBlock.Text = "位置情報を取得できません。GPSおよび位置情報取得可能なPCでお試しください。"
        Exit Sub
          End Sub)
        End Select
  End Sub

WatermarkTextBoxに住所を入力して、[OK]ボタンがタップされた時の処理

メンバー変数flagをTrueで初期化します。RemoveHandlerステートメントで場所が変更された時に発生するイベントハンドラと、Geolocatorの機能が変更された時に発生イベントハンドラを無効にします。

住所から経度、緯度を取得するGeocoding APIを使用します。GeoCoding APIに関しては、下記のURLを参照してください。
> http://www.geocoding.jp/api/

引数qに住所を指定します。この場合は、WatermarkTextBoxに入力された値を指定しています。

String.Format("http://www.geocoding.jp/api/?v=1.1&q={0}", WatermarkTextBox.Text)を変数addressUriに格納しておきます。

新しいHttpClientのインスタンスmyHttpClientオブジェクトを作成します。
GetStringAsyncメソッドでaddressUriの応答本体を文字列として受け取り、変数myResponseに格納します。
XElement.Parseメソッドで結果XMLを格納しているmyResponseの内容を文字列として読み込みます。

メンバー変数myAddressLatitudeに要素の子要素の値(緯度)を格納します。

メンバー変数myAddressLongitudeに要素の子要素の値(経度)を格納します。

メンバー変数myAddressCoodinatePositionにmyAddressLatitude(緯度)とmyAddressLongitude(経度)をカンマで区切って格納しておきます。この値は前述の網掛け(B)で使用しています。
地図内を一度クリアして、DataShowプロシージャを実行します。

  Private Sub okButton_Click(sender As Object, e As RoutedEventArgs) Handles okButton.Click
    If WatermarkTextBox1.Text <> String.Empty Then
      flag = True
      RemoveHandler myGeolocator.PositionChanged, AddressOf myGeolocator_PositionChanged
      RemoveHandler myGeolocator.StatusChanged, AddressOf myGeolocator_StatusChanged
      Dim addressUri = String.Format("http://www.geocoding.jp/api/?v=1.1&q={0}", WatermarkTextBox1.Text)
      Dim myHttpClient As New HttpClient
      Dim myResponse = Await myHttpClient.GetStringAsync(New Uri(addressUri, UriKind.Absolute))
      Dim xmldoc As XElement = XElement.Parse(myResponse)
      myAddressLatitude = xmldoc.Descendants("coordinate").Elements("lat").Value
      myAddressLongitude = xmldoc.Descendants("coordinate").Elements("lng").Value
      myAddressCoodinatePosition = myAddressLatitude & "," & myAddressLongitude
      myMap.Children.Clear()
      DataShow()
    Else
      flag = False
      Exit Sub
    End If
  End Sub

[リセット]ボタンがクリックされた時の処理

メンバー変数flagをFalseで初期化します。
RemoveHandlerステートメントで場所が変更された時に発生するイベントハンドラと、Geolocatorの機能が変更された時に発生イベントハンドラを無効にします。
地図内をクリアし、DataShowプロシージャを実行します。

  Private Sub resetButton_Click(sender As Object, e As RoutedEventArgs) Handles resetButton.Click
    flag = False
    RemoveHandler myGeolocator.PositionChanged, AddressOf myGeolocator_PositionChanged
    RemoveHandler myGeolocator.StatusChanged, AddressOf myGeolocator_StatusChanged
    myMap.Children.Clear()
    DataShow()
  End Sub
End Class

今回はここまでです。また次回の記事でお会いしましょう。

  • 近くの病院をキャラクターが音声で教えてくれるアプリ

    『Windows 8.1+Visual Studio 2013によるWindows ストア・アプリ開発実例集』 第9回のサンプルプログラムです。
薬師寺国安事務所

薬師寺国安事務所代表。Visual Basic プログラミングと、マイクロソフト系の技術をテーマとした、書籍や記事の執筆を行う。
1950年生まれ。事務系のサラリーマンだった40歳から趣味でプログラミングを始め、1996年より独学でActiveXに取り組む。1997年に薬師寺聖とコラボレーション・ユニット PROJECT KySS を結成。2003年よりフリーになり、PROJECT KySS の活動に本格的に参加、.NETやRIAに関する書籍や記事を多数執筆する傍ら、受託案件のプログラミングも手掛ける。Windows Phoneアプリ開発を経て、現在はWindows ストア アプリを多数公開中

Microsoft MVP for Development Platforms - Client App Dev (Oct 2003-Sep 2012)。Microsoft MVP for Development Platforms - Windows Phone Development(Oct 2012-Sep 2013)。Microsoft MVP for Development Platforms - Client Development(Oct 2013-Sep 2014)。Microsoft MVP for Development Platforms-Windows Platform Development (Oct 2014-Sep 2015)。

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