連載 :
クラウド時代の正しいシステム運用Pandora FMSによるカスタムグラフ、カスタムレポートの作成
2014年8月4日(月)
時間帯によるアラート通知先の変更
すでに述べたが、Pandora FMSでは、1つのモジュールに対して複数のアラートテンプレートを設定できる。アラートテンプレートは、それぞれに有効となる曜日と時間帯が設定できるため、時間帯によってアラートメールの送信先を変えたりといった、柔軟な運用が可能である。
例えば、モジュールが障害状態になった場合に、「平日9:00から18:00」と「それ以外」とで、アラートの通知先を変更したい場合であれば、
- 「平日9:00~18:00用」「平日0:00~9:00と18:00~24:00用」「休日用」の3つの障害状態用のアラートテンプレート
- 「平日9:00~18:00用」と「それ以外用」の2つのメール送信用 アクション
をそれぞれ用意し、対象のモジュールに設定する。
例えば、「平日0:00~9:00」および「18:00~24:00用」のアラートテンプレートであれば、図12のように、開始時間を「18:00」に、終了時間を「9:00」に設定する。
また、1つのモジュールに、「3つのアラートテンプレート」と「2つのアクション」を設定すると、エージェント詳細画面は、図13のようになる。
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