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仮想マシンにCentOSをインストールする

2015年3月19日(木)
大月 宇美(おおつき たかみ)できるシリーズ編集部

仮想マシンへのCentOSのインストール

仮想マシンへのCentOSのインストールといっても、すでにレッスン1-7で仮想マシンの設定は済んでいるため、基本的なインストールの流れは、通常のPCの場合と同様です。1つだけ勝手が違うのは、マウスとキーボードがゲストOSにキャプチャされる(奪われる)ことです。仮想マシンへ入力を開始するには、1回仮想マシンの画面をクリックする必要があります。また、ホスト側に入力を戻すには、右側のcキーを押す必要があります。これは少々慣れが必要です。しかし、仮想マシンマネージャーの機能として便利な機能もあります。

CentOSのインストール

VirtualBoxの仮想マシンを起動する

VirtualBoxマネージャーを起動する

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仮想マシンのデバイス

仮想マシンは、PCのハードウェアをエミュレーションするソフトウェアです。物理的なPCハードウェアのリソースを利用していますが、ゲストOSに提供するBIOSやデバイス情報は、物理的なデバイスと同じではありません。そのため、物理デバイスの性能を100%発揮できない場合もありますが、汎用的なデバイスのエミュレーションを行うため、デバイスの互換性が原因となる、インストールのトラブルが発生することはあまりありません。

作成した仮想マシンが起動する

仮想マシンがブート用DVDから起動する

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ゲストOSとホストOSとは

VirtualBoxのように、Windowsの上で仮想マシンを作成し、別のOSを実行できるよう管理するソフトウェアを仮想マシンマネージャと呼びます。仮想マシンマネージャが実行されるOSのほう、この場合はWindowsをホストOS、仮想マシン側で実行されるOS、この場合はCentOSをゲストOSと呼びます。

CentOSのインストーラが起動する

ファイルの読み込みが始まるのでしばらく待つ

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キーボードがゲストOSにキャプチャされているとは

仮想マシンウィンドウでは、いったん仮想マシンの画面をマウスでクリックすると、仮想マシンウィンドウの範囲でしかマウスカーソルが利用できなくなり、キーボードの入力も仮想マシンでしかできなくなります。この状態を、ゲストOSにキャプチャされているといいます。ゲストOSからのキャプチャを外すには、[HOST]キー(右のcキー)を押します。

画面の静止画を撮るには

VirtualBoxでは、静止画面を撮ることができます。仮想マシンウィンドウの[仮想マシン]メニュー[スクリーンショットを撮る]をクリックするか、[HOST](右のcキー)+Eキーを押します。

マウスのキャプチャに関するメッセージがウィンドウ上に表示されたら、右の[閉じる](×)ボタン、またはその右の[次回からこのメッセージを表示しない]ボタンをクリックしてメッセージを閉じます。

DVDメディアが検出される

DVDメディアの検証をするかどうか確認される

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メディアの検証をスキップする

メディアの検証は時間がかかるのでスキップする

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CentOSのインストールを開始する

CentOS 6.6のインストールが始まる

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言語の選択

言語の選択では、日本語を選びます。GUIをインストールせずにコマンドラインだけを利用する場合には、[English]を選ぶこともありますが、GUIを利用する環境では、OSだけでなく、関連するサービスやアプリケーションでも、日本語環境の設定は必要になります。

キーボードの選択

通常は、日本語キーボード(106キーボードや109キーボード)を使っている場合は、[日本語]を選んでください。英語キーボードを使用している場合は、[U.S. English]を、それ以外の国のキーボードを使用している場合は、対応する国を選んでください。

言語を選択する

インストール時に使用する言語を選択する

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キーボードの種類を選択する

日本で使われる109や106配列のキーボードを選択する

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インストール先を選択する

ここでは基本ストレージを選ぶ

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ディスクの初期化を確認する

データの破棄を確認する画面が表示される

(クリックで拡大)

有用なデータを含んでいるかも?

仮想マシン環境でCentOSをインストールする場合は、常にストレージは新しい状態なので、ここの手順では[はい。含まれていません。…]を選んでください。

[戻る]ボタンでやり直し

インストール中に操作を間違ってしまった場合は、[戻る]ボタンをクリックすると、前の画面に戻って、操作をやり直せることもあります。ただし、操作によっては[戻る]ボタンがクリックできない場合もあります。ここの場合は、操作のやり直しはできません。

著者
大月 宇美(おおつき たかみ)

1964 年、茨城県生まれ。コンピュータ商社、出版社勤務を経て1999 年に独立。コンピュータ書籍を中心に、執筆・編集・校正などを幅広く手がける。著書に『ひと目でわかるOutlook2013』(日経BP 社)、『新標準HTML & CSS3 辞典』(インプレスジャパン)ほか。

著者
できるシリーズ編集部

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