リッチコンテンツ制作ツール 4

完全Web準拠を実現できる?

完全Web準拠を実現できる?

 BiND for WebLiFE*で作成したページは、制作者が特別にソースコードを変更しない限り、完全Web準拠を実践できます。実際にプロの作成するHTMLコーディングでも、完全Web準拠の達成は難しいことです。管理画面からの作成作業のみで理想的なコーディングが実現できるのです(図2)。

 またWeb準拠の状態で、管理画面上から特定キーワードの入力ができるので、スタンダードな形でのSEO対策も標準で備わっていると考えてよいでしょう。

 CSSコーディングについては、通常の制作作業であれば、専門のタグ知識やプロパティ(属性)の癖を知っておく必要がありますが、このソフトウエア内での操作では、そういったノウハウとコーディングの試行錯誤が不要になります。

 CSSコーディングを行う際に最も難関になるのがブラウザ対策でしょう。通常のコーディング検証では、旧式のCSS解釈を持つInternet Explorer 6や、独自のバグを持ったInternet Explorer 7をサポートしつつ、Web準拠度の高いFirefox、Safari、Operaなどのモダンブラウザを確認していきます。BiND for WebLiFE*では、ブラウザ表示の違いを解消するCSSハックといったいわゆる裏技を駆使する必要がないので、実作業の1番手間がかかる部分が省けるというメリットがあります。

 サポートブラウザーの仕様一覧などの詳細はこちら(http://www.digitalstage.jp/bind/feature/seo.html)を参照してください。

Ajaxが標準装備

 最近では、HTMLでのリッチコンテンツには必須になったAjax機能も管理画面から使用することができます。それでは、サンプルページ(http://www.digitalstage.jp/bind/sample/ajax.html)をご覧ください。

 まず、左カラム中段のサムネイル画像をクリックすると、ページ内での拡大表示ができるLigihtBox機能があります。

 次に、その下に配置されているタブ型メニューです。これはページのリロードを必要としないままコンテンツエリアの情報を切り替えることができます。最後に右カラムにあるナビゲーションで、伸び縮みができるアコーディオンメニューといったものがあります。

 通常、これらのインターフェース機能を導入するには、prototype.jsなどの海外のスクリプト・ライブラリからソースコードを解析し、HTMLへの組み込み作業を行う必要があるのですが、BiND for WebLiFE*では、難しい専門知識を覚えなくても、これらAjax特有のインターフェース機能が標準で備わっているのです。

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