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メガベンダーのスイート製品

2010年3月1日(月)
IT Leaders編集部

フロントは買収製品を前面に

メガベンダー3社では、もともと自社が持っていたBI製品と買収先の製品が混在。それらの間で機能が重複していることも少なくなかった。しかし最近になってようやく各社におけるフロントエンドツールの統合ラインナップが見えてきた。

IBMは「Cognos8」「同TM1」といったコグノス製品群を前面に打ち出す。Cognos8は主に2つの製品からなる。「Cognos8 Business Intelligence」は分析/レポートや業績指標管理、ダッシュボード、イベント管理機能などを備えた統合製品。「同Planning」は財務管理に重点を置いた分析ツール。企業戦略を計画、予算、業績予測に反映させながら重要指標を管理・分析できる。一方の「TM1」は、64ビットのオンメモリー型OLAPサーバー技術を使い、大量の財務データを高速に分析・シミュレーションできるツールである。

オラクルはBIのフロントエンドツールとして、「業務ビジネス・インテリジェンス」「財務パフォーマンス管理」という2分野で製品を投入する。前者は同社の既存製品が中心で、後者はハイペリオン製品群がカバーする(図3-1)。財務分野の予測分析に適した「Hyperion Financial Management System 9」や「Hyperion Planning System 9」のほか、バランススコアカード手法に基づきKPIをモニタリングする「Hyperion Performance Scorecard System 9」などが代表製品だ。

SAPは2008年9月末に、BI製品の今後のロードマップを発表した(図3-2)。フロントエンドツールはBO製品にほぼ統一する。具体的にはダッシュボードの「Xcelsius」、レポーティングの「Crystal Reports」、分析ツールの「Web Intelligence」などだ。予測を含む高度な分析については、両社の既存製品「BEx Analyzer」(SAP)と「Voyager」(BO)を統合した「Pioneer」を2010年をメドに投入する。

メガベンダーのBI関連製品

日本IBM、日本オラクル、SAPジャパンが提供する主要なBI関連製品を図3-3に示した。PDFをダウンロードはこちら


※本連載の初出は『IT Leaders』2009年1月号
特集「BI(ビジネスインテリジェンス)最前線」

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