今日から使える!「困ったとき」「ピンチのとき」に使える英語表現20選
はじめに
困ったときやいざというときに、言いたいことがパッと英語で出てこないと焦りますよね。相手が日本語を話せない状況で自分の言いたいことや考えがうまく伝わらず、誤解を生んでしまうことも…。
そこで今回は、困ったときやピンチのときに使える英語表現を、下記の5つの場面に分けて20選を紹介します。「困ったときはこの英語表現を使えば良いんだ」と知っておくだけでも損はないので、ぜひチェックしておいてください。
- 会話で困ったとき
- 時間に遅れそうなとき
- 道を聞かれたとき
- 急に体調が悪くなったとき
- 相手に迷惑をかけたとき
1つの場面につき複数の英語表現を紹介していくので、「私だったらこの表現が必要かな?」と考えながら読み進めてみてくださいね。
会話で困ったとき
まずは、英会話で相手が言っているフレーズがうまく聞き取れないときに使える英語表現です。
・Excuse me?
・Sorry?
・What did you say?
・Could you say that again?
“Excuse me.”や“Sorry”は「すみません」と訳されますが、疑問形にすると「今何と言いましたか?」といった意味になります。“Sorry?”は“Excuse me?”と比べるとよりカジュアルな表現です。
また、4つ目の“Could you say that again?”は「もう一度言ってくれませんか?」という意味で、日本語の敬語のように丁寧な言い回しです。
続いて、こちらが何と言えば良いのか分からないときに使える英語表現です。
・I don't know what to say.
・What should I say?
・I can't come up with a good expression in English.
“I don't know what to say.”や“What should I say?”は「何と言えば良いか分からない」という意味の英語表現です。相手の質問が難しいなどの理由で、答えが思い浮かばなかったときに使えます。
“I can't come up with a good expression in English.”は「英語でどう表現すれば良いか思いつかない」という意味の英語表現です。
“come up with”は「思いつく」、“expression”は「表現」という意味ですね。
この表現は「日本語では答えたい内容がまとまっているけれど、それを英訳できない」というときに使えます。
時間に遅れそうなとき
待ち合わせの時間などに遅れそうなときは、事前にその旨を伝えておく必要がありますよね。そのようなときに使える英語表現です。
・I will probably be late.
・I'm going to be a few minutes late.
・I am afraid I'll be late.
“I will probably be late.”で「多分遅れそう」という意味になります。こちらはカジュアルな場面で使える表現です。
また、単純に遅れることだけを伝えるのではなく、「どのくらい遅れるのか」を具体的に伝えてあげた方が親切です。そのときは“I'm going to be a few minutes late.”「2〜3分遅れそうです」を使いましょう。
“few”を他の数字に変えれば、遅れそうな時間を詳細に伝えられます。
3つ目の“I am afraid I'll be late.”は1つ目の“I will probably be late.”を丁寧にした表現です。
道を聞かれたとき
観光などで日本を訪れる訪日外国人観光客は、今後も増加していくと考えられます。外国人観光客が増えれば、日常生活の中で外国人に道を聞かれる機会も増えてくるかも知れませんね。そのようなときに使える英語表現です。
・That way.
・It takes about ten minutes.
・It's on your right.
・You should take a train.
"That way."は「あっちです」という意味なので、目的地が比較的近くにあり、指を刺して案内できるときに使えます。
"It takes about ten minutes."は「約10分かかります」という意味です。この表現を使えば、目的地までの所要時間を伝えられますね。目的地までの距離が遠すぎる場合は"You should take a train.”を使いましょう。“train”の部分は“bus”など他の交通手段に変えても構いません。
急に体調が悪くなったとき
海外旅行中に体調が悪くなったときは、そのことを周りに伝えて病院の場所を教えてもらったり、ひどい場合には救急車を呼んだりしなければなりません。そのような、急に体調が悪くなったときに使える英語表現です。
・I'm not feeling very well.
・I’m pretty sick.
・Please call an ambulance.
“I'm not feeling very well.”は、少しだけ体調が悪いときに、“I’m pretty sick.”はかなり体調が悪いときに使えます。
“Please call an ambulance.”は「救急車を呼んでください」という意味の英語表現です。アメリカでは“Please call an ambulance.”ではなく“Please call 911.”でも通じます。
「911」は、アメリカで救急車やパトカーなどを呼ぶ際に使われる電話番号です。
相手に迷惑をかけたとき
相手に迷惑をかけてしまったときは、できるだけ早く謝ったり、感謝の気持ちを伝えたいですよね。そのようなときに使える英語表現です。
・I'm sorry.
・Thank you for your help.
・I'm sorry for bothering you.
“I'm sorry.”は「すみません」という気持ちを伝えたいときに最も気軽に使えます。謝るのではなく感謝を伝えたい場合は“Thank you for your help.”を使いましょう。
また、ビジネスシーンなどで「お手数をおかけして申し訳ありません」と言いたい場合は“I'm sorry for bothering you.”を使います。
おわりに
今回は困ったとき・ピンチのときに使える英語表現20選を紹介しました。少しでも「役に立った」「そうなんだあ」と思える表現やフレーズがあれば嬉しいです。英語を話さなければならない場面で、5つの場面のいずれかに遭遇した場合は、ぜひ今回紹介した表現を使ってみてください。
英会話をする機会がある方は、いざというときにもスムーズにこれらの表現を使いこなせるように、日常的にこれらの表現を使ってみてくださいね。それでは、また次回もお楽しみに!
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