【シーン別】オフィスですぐに使える定番の英語表現・フレーズ集
はじめに
「オフィスで英語を使えるようになりたいけど難しそうだなぁ」
「日常英会話も苦手なのに、オフィス英語なんて無理…」
このように思われる方は少なくないと思います。しかし、実はオフィスやビジネスシーンで使う定番フレーズを知っておくだけで簡単なやりとりができたり、難しそうで手の届かないイメージのあるビジネス英語を身近に感じられるようになります。
今回は、そんなオフィスやビジネスシーンですぐに使える定番英語表現・フレーズをシーン別に紹介していきます。ぜひ使ってみてくださいね。特にこれからビジネスで英語を使う予定のある方や、仕事で英語を活用していきたい方は必見です!
シーン1:挨拶
まずは、基本的な挨拶の英語表現を見ていきましょう。いずれもよく使う、すぐに使えるものなので覚えてくださいね。
「お元気ですか?」
ネイティブとの会話では必須とも言えるフレーズです。学校でも最初に習う表現ですよね。日本語では「お元気ですか?」「調子はどうですか?」などと訳されますが、実際には「こんにちは」という意味合いで使われることも多く、そのときの気分を素直に答える必要はありません。仮に、疲れていてもI’m tired.と返してしまうと不自然に聞こえます。よく使う返事にはGoodやGreat、Not bad.といったものがあります。
「最近どうされていましたか?」
この表現は、しばらく会っていない人に使う挨拶の表現です。答え方はI’ve been greatのようにしますが、greatの部分にbusyといった単語を入れることもできます。
「久しぶり!」
「はじめまして。よろしくお願いいたします」
初めて会う人に使う表現ですね。答え方はNice to mee you, too.ですが、サクッとYou, too.と言うこともできます。
「またお会いできて嬉しいです」
シーン2:会議/ミーティング
コロナ禍の影響で、海外の方とオンラインで打ち合わせや会議を行う頻度が増えてきた方も多いのではないでしょうか。中には会議の進行を任されたけれど、難しく感じている方もおられると思います。ここからは、会議で使える表現を厳選してピックアップして紹介します。
オープニングで役立つフレーズ
「本日はお時間ありがとうございます」
ミーティングの開始時には、参加者にお礼を言うことが大切です。その際にはこの表現を使うことがおすすめです。
「~のお時間をいただきありがとうございます」
もう1つ、ミーティングの開始時にお礼を述べる表現でおすすめなのがこちらです。toの後には例にあるように動詞の原形を入れるようにしましょう。
【例】Thank you for taking the time to discuss our project today.
「本日はプロジェクトについて話し合うお時間をいただき、ありがとうございます」
「〜と申します。○○と呼んでください」
お礼を述べた後は、この表現を使って自己紹介をしましょう。もちろん全員が顔を知っている人達の場合には、自己紹介は不要です。
「〜を担当しています」
名前を伝えた後には、なぜこの会議にいて、進行役を行っているか知ってもらうことが大切です。その際にこの表現が役立ちます。下記の例にあるように、何を担当しているのかを伝えるようにしましょう。
【例】I’m in charge of marketing at ABC company.
「ABC社のマーケティングを担当しております」
「聞こえていますか?」
オンラインの会議で音声を確認する際に使える質問フレーズですね。こういった確認をすることはとても重要です。下記は、参加者として会議に出席して、この質問をされた際の答え方です。
→ Yes, I can. Thank you.
「聞こえています。ありがとうございます」
→ Yes, it’s all good.
「はい、問題ないです」
→ No, I can’t hear you well.
No, I have trouble hearing you.
「いいえ、よく聞こえないです」
「進めるなかで音声や画像に問題があれば教えてください」
オンラインミーティングでは音声や画像の問題はつきものです。この表現を使って、問題があればいつでも伝えてもらうようにしましょう。
「会議開始時刻になりました」
会議を開始する準備ができたら、この表現を使って会議を始めましょう。
打ち合わせ・会議中に役立つフレーズ
ここでは、打ち合わせや会議が始まってから使える表現を見て行きましょう。
「資料をご参照ください」
資料を配布した場合には、この表現を使って資料を見て貰うようにします。
「ここでの要点は〜ということです」
ポイントを明確にしたいときに、この表現はとても便利です。どのようにして文を完成させるかは下記の例を参考にしてください。
【例】The point here is that we need to do more market research.
「ここでのポイントはさらに市場調査を行う必要があるということです」
「〜に関してどう思いますか?」
会議では、参加者から意見を引き出すこともとても大切ですよね。そこで使える表現です。また、同じ意味でWhat is your opinion on ~?と言うこともできます。
「議題に戻りましょう」
議論で少し熱が入ると話が逸れてしまうことはよくあります。そういったときには、この表現を使って議題に戻るようにしましょう。
「5分間休憩をとりましょうか」
参加者の集中力が切れてきた際に、ちょっと休憩を入れるのは効果的ですよね。こちらは休憩を入れたいと思ったときに使える表現です。
クロージングで役立つフレーズ
最後に、会議のクロージングで使える表現を見て行きます。
「他に言いたいことがある方はいらっしゃいますか?」
会議では、参加者全員がもう言いたいことがない状態で終了させることがとても重要です。言いたいことが残っていないか確認する際にこの表現を使うと良いですよ。
「何かご質問のある方はいらっしゃいますか?」
言いたいことと同じように、不明点の有無を確認することも大切です。そのときには、この表現を使って確認すると良いでしょう。
「これで会議を終わります」
会議を終える際には、その合図が必要です。この表現を使えば、簡単に終了の合図を出すことができます。
「本日はお時間いただきありがとうございました」
前述のオープニングで役立つフレーズでも似た表現を紹介しましたが、会議の最後にも参加者全員にお礼を言って終えるようにしましょう。
シーン3:食事
ここでは、食堂やレストランで外国人とランチをとるときや、仕事後に外国人と一緒に食事をとる際に使えそうなフレーズを紹介します。食事は自然にコミュニケーションが深まりやすいきっかけになるので、ぜひ覚えておきましょう。
「何を注文しますか?」
同僚と一緒に食事に行く際は、相手が何を注文するかよく聞きますよね。その際にはぜひこの表現を使ってみてください。ちなみにgettingの代わりにhavingを使うこともできます。
「味はどうですか?」
一緒に食事へ行った相手の食べ物の感想を聞くときに使う表現です。逆に感想を聞かれたらIt’s great!やIt’s okay.といった感じで答えましょう。
「美味しそう」
一緒に食事に行った相手が注文した食べ物やメニューにある食べ物が美味しそうに見える場合、この表現を使って美味しそうだと感じていることを伝えられますよ。
「これ食べたことありますか?」
相手が食べている食べ物や注文しようとしている物を食べたことがあるか聞く場合には、この表現を使って聞いてみると良いでしょう。
「次はぜひこれ試してみてください!」
自分が食べた物をおすすめしたい場合には、この表現を使ってみてくださいね。You should ~は「~してみてね」という意味になります。おすすめ表現として優秀なのでぜひ覚えておきましょう。
シーン4:仕事終わり
最後に紹介するのは、仕事が終わって帰宅する際の挨拶です。
「帰るね。また明日」
I’m offは、今いる場所から立ち去る際に使う表現です。これにSee you tomorrow.を付けると、とても自然な仕事終わりの挨拶になります。
「素敵な1日を!」
仕事が終わった後の残りの1日を楽しんでと伝える際に使える表現です。特に夕方に仕事が終わると残っている時間も少ないので、Have a good day!ではなくrest of the dayと言うことが多いですよ。
「良い週末を!」
金曜日の仕事が終わり、楽しい週末が待っている! というときに使える表現ですね。
「また明日」
よく聞く表現ですね。仕事はもちろん友達等、誰に対しても使える表現です。ちなみに、次に会う日が明日ではない場合はtomorrowを変えればOKです。例えば「木曜日」であればon Thursday、「23日」であればon the 23rd、「5月」であればin Mayのように言います。
おわりに
今回は、オフィスですぐに使える定番の英語表現とフレーズをシーン別に紹介しました。今回紹介した表現・フレーズをさらっと言えると、外国人とのコミュニケーションも仕事もスムーズに進めること間違いなしです。使えそうなものがあれば、ぜひ使ってみてくださいね。
それでは、次回もお楽しみに!