英語でバッチリ気持ちを伝える! 自分の意見を述べるフレーズ&コツ

2021年11月5日(金)
山口 秀子(やまぐち ひでこ)

はじめに

ビジネスにおいて、自分の意見をしっかり伝えることはとても大切ですよね。もちろん、英語でも同じです。今回は、英語でもバッチリと自分の意見を述べるために役立つフレーズとコツを紹介します。

1. 日本語と英語での「ミーティング」の違い

日本語のミーティングと英語のミーティング、どのような違いがあると思いますか。すでに英語のミーティングに参加されたことのある方は、どのような違いを感じたでしょうか。

日本語でのミーティングにもさまざまな種類がありますが、一般的には「情報共有の場」として開かれることが多く、座談会形式で進められる傾向にあります。そして、特有の「空気を読む」ことが求められ、反対意見は言いにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

一方、英語のミーティングは「意思決定の場」として使われることが多く、参加者は意見を述べることが求められます。よって、賛成・反対をはっきり言う必要があり、意見を述べない場合は意見がないか、同意しているものとみなされてしまいます。

筆者も、外国人と英語で仕事をし始めた当初は、戸惑うことばかりでした。What do you think?「あなたはどう思う?」と意見を求められ、意見を伝えるために考えすぎて、頭から湯気が出るかと思ったほど(笑)。

それまでは日本語での会議にしか参加したことがなく、若手社員に意見を求められることはなかったので、「会議への参加=聞き役」と化していた私には、すごく刺激的な経験になりました。

皆が意見を出し合いながら、方向性を決めたり、合意形成をするのはとても素敵だなと思うし、それに貢献できる英語力も大切だなと感じます。そのためには、これからお伝えするフレーズと、ちょっとしたコツを頭に入れておけば大丈夫! ぜひ実務にお役立てくださいね。

2. 意見を述べる:表現とコツ

まずは、意見を述べる際に使える、4つの基本フレーズです。

  • I think …
  • In my opinion, …
  • I'm sure (that) …
  • I guess (that) …

例えば、

Which do you think is better, plan A or plan B?
(プランAとプランB、どっちが良いと思う?)

と意見を求められたら、

I think plan A is better.
(私は、プランAの方が良いと思います。)

と答えます。このときに大切なのは、理由もしっかり伝えること。

Because plan A requires less cost.
(なぜならプランAの方がコストが少なくて済むからです。)

英語で意見を述べるコツは「結論→理由」の順番で伝えることです。日本語のコミュニケーションだと、理由をダラダラと述べて、「で、結論は何?」となることが多いので要注意(発言者は「言いたいこと分かるでしょ? (察してよ)」と思っているのでしょう)!

私は娘を出産した直後、看護師さんに「出血が多くて、通常は〇mlくらいなのが山口さんは〇mlで、〇mlくらいだったらまだ大丈夫なんですけど、動いたら貧血で倒れるかもなので……」という説明を長々とされて、「え、何、輸血でも必要なの!?」と思った後に「翌朝まで安静にしてください」と言われ、安心したことを覚えています(笑)。心から「結論から言ってよ」と思いました。

「私は〇〇だと思います。なぜなら、…。」という流れで伝えれば、聞き手にも分かりやすいですし、スムーズに意見を伝えることができます。

In my opinion, …は「私の意見では、」という前置きができるので、丁寧な印象を与えます。

【会話例】
Q. What do you think about appointing Mr. Smith as a new team leader?
(Mr. Smithを新しいチームリーダーに任命することをどう思いますか?)

A. In my opinion, he’s the best person for that.
(私の意見では、彼は適任だと思います。)

I'm sure (that) …は「確信している」「絶対〜だと思う」という意見を伝えるときに使います。一方で、I guess (that) …は「推測している」程度の確信の弱い意見を伝えるときに使います。

微妙にニュアンスが違うので、場面によって使い分けられるようにしましょう!

【会話例】
Q. The project is delayed. What do you think is the best way to catch up?
(プロジェクトが遅れています。遅れを取り戻すための1番の方法は何だと思いますか?)

A1. I’m sure that we can catch up by reviewing task allocation.
(タスク割り当てを見直すことで、確実に遅れを取り戻せると思います。)

A2. I guess we need to outsource some of the tasks in order to catch up.
(遅れを取り戻すためには、いくつかのタスクを外注する必要があるかと思います。)

また、ビジネスの場面では、個人としての「私」の意見なのか、会社としての「私たち」の意見なのかを明確にする必要があります。会社の代表として意見を述べるときは、We think…In our opinion, …とフレーズの使い方が変わりますので、意識してみてくださいね。

3. 賛成する:表現とコツ

次に、相手の意見に賛成するときに使う表現です。

  • I agree with you.
  • I think so, too.
  • You’re absolutely right.

例えば、

Our weekly meeting should start at 4pm instead of 10am.
(週次ミーティングは午前10時からではなく午後4時から始めるべきです。)

という意見に同意するときは、

I agree with you.
(あなたの意見に賛成です。)

I think so, too.
(私もそう思います。)

「全くもってその通り!」と強い同意を表したいときは、

You’re absolutely right.
(あなたはまったく正しいです。)

と伝えます。

このときも、理由を伝えることを忘れずに。理由がたくさんあるときは、下記のようになるべく3つ以内にまとめて伝えると良いでしょう。

I have three reasons.
First, not all the members can attend the meeting at 10am.
Second, our clients prefer having meetings in the afternoon.
Third, it’s easier to book the meeting room at 4pm.

(理由は3つあります。
1つ目は、午前10時のミーティングに参加できないメンバーがいること。
2つ目は、顧客が午後にミーティングをすることを好まれること。
3つ目は、午後4時の方が会議室を予約しやすいこと。)

4. 反対する:表現とコツ

最後に、反対する際に使えるフレーズです。

  • I don't agree.
  • I disagree.
  • I don't think so.

例えば、

We should postpone the release of our new service.
(我々の新サービスのリリースを延期するべきだ。)

という意見に反対する場合、

I don't agree.
(私は同意しません。)

I disagree.
(私は反対です。)

I don't think so.
(私はそうは思いません。)

という表現を使って伝えましょう。

反対するのは勇気がいる…という方もいるかもしれませんが、これらは英語でのコミュニケーションでとてもよく使われる表現です。反対をすることに何も罪はなく、理由も合わせて自分の意見を伝えることで議論を活性化させることができるので、とても大切なことだと思います。

おわりに

以上、英語で意見を伝える・賛成する・反対する際に使えるフレーズを、例文とともに紹介しました。合わせてお伝えした、3つのコツも覚えていますか?

  1. 「結論→理由」の順番で意見を伝える
  2. 理由は3つ以内にまとめて伝える
  3. I(「私」の意見)とWe(「私たち・会社」の意見)の使い分けに気をつける
でしたね。

この3点を意識すれば、聞き手にとっても分かりやすく、スムーズにコミュニケーションが取れること間違いなしです。今回学んだフレーズとコツを活かして、英語でもバンバン意見を述べていきましょう!

著者
山口 秀子(やまぐち ひでこ)
株式会社グローレン
株式会社グローレン マネージャー。学生時代、ガーナに1年間留学。外資系自動車メーカーにて、南アフリカへの2年の駐在やグローバルプロジェクトのPMO、役員通訳を勤める。日系商社にて海外メーカーとの取引・交渉も経験。現在は、ビジネス英会話等のレッスンカリキュラム・教材作成を担当し、オンライン学習プログラムMOVAEICを企画・運営。TOEIC985点。

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