グラス型デバイスのRokidが約100億円調達/HTCが「フェイシャルトラッカー」発表
先週もVR/ARに関する多くのニュースが報じられました。グラス型デバイスメーカーRokidは、中国・合肥市主導のもと、5億元(約100億円)を調達し、今後の大規模な展開や製品開発、企業への導入を示唆しています。またHTCが「VIVE XR Elite」向けフェイシャルトラッカーを、ジンテクス工房が「Meta Quest」シリーズ向け指トラッキングデバイスをそれぞれ発表するなど、ハードウェア方面での発表が続いた週となりました。
グラス型デバイスのRokidが5億元を調達。「中国のシリコンバレー」でAR活用促進へ
中国のグラス型デバイスメーカーRokidが、5億元(約100億円)を調達しました。資金調達は中国の合肥市が主導し、同市と協力して「エコシステムセンター」や「メタバース研究センター」の設立を行い、工場向けのARソリューション導入を推進します。
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グラス型デバイスのRokidが5億元を調達。「中国のシリコンバレー」でAR活用促進へ
https://www.moguravr.com/rokid-raise-2024-01/
HTCが「VIVE XR Elite」用フェイストラッカーを発表。視線や口の動きをアバターに反映
HTCが新しいフェイストラッカーアタッチメントを発表しました。同社の「VIVE XR Elite」に対応しており、視線と口の動きをアバターに反映、さらに自動IPD(Inter Pupillary Distance、瞳孔間距離)調整機能も追加されます。主に法人向けで、価格は税込31,000円です。
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HTCが「VIVE XR Elite」用フェイストラッカーを発表。視線や口の動きをアバターに反映
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Meta Quest向けフィンガートラッキングデバイス 「Yubitora+」が発表 コントローラーを拡張し、指を細かく動かせる
株式会社ジンテクス(ジンテクス工房)が、Meta Quest用のフィンガートラッキングデバイス「Yubitora+」を発表しました。SteamVR経由で「VALVE INDEXコントローラー」をエミュレートし、アバターやプレイヤーキャラクターに指の状態を反映させることが可能です。2024年2月よりクラウドファンディングを開始する見込みで、価格は1セットあたり約3万円前後を予定しています。
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Meta Quest向けフィンガートラッキングデバイス 「Yubitora+」が発表 コントローラーを拡張し、指を細かく動かせる
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「VRChat」が10周年! サービス初期のワールドを再現した「VRChat Cafe」が登場 さっそくログインしてみた
ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」が、サービス10周年を迎えました。これを記念し、最初期に公開された「VRChat Cafe」を再現したワールドや、旧ロード画面や初期のアバターを再現したスペースも設置されています。
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「VRChat」が10周年! サービス初期のワールドを再現した「VRChat Cafe」が登場 さっそくログインしてみた
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