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Flash Lite導入サイトまとめ読み

2009年1月26日(月)
岡田 昇三

Flash Lite meets GPS!

 「Ke-tai Traveler ケートラ(http://k-tra.jp/)」は、Hondaの提供する全く新しい携帯サービスです。自分の携帯電話の精(モバター)がほかの人の携帯電話を乗り継ぎ全国を旅していきます。モバターは旅日記を書いてくれるので、今日本のどこで誰に乗せてもらっているかをチェックできます。知らない土地の名前が出てくると、頭の中でどんな土地なのか想像が膨らみます。

 もちろん自分自身の携帯もほかの人のモバターを乗せる事ができます。乗せて運んだ距離をダホンと呼ばれるゲーム内の通貨に変換します。家でモバターを乗せて職場でおろすと、その距離に応じたダホンがもらえるのはちょっとうれしい感覚です。そのダホンを使って各都道府県のお土産を買う事ができますので、筆者は全国の名産をコンプリートできるように楽しんでいます。

 筆者は、このマイページとアニメーションのFlashを担当しました。マイページではサーバーサイドで基地局情報から得た位置情報やダホンなどをパラメータとして受け取り、ダイナミックに表示させています。このケートラもhelmets!のように、携帯という枠を飛び出した新しい感覚を持ったコンテンツだと思います。

 今後は、H&Mモバイルサイトのような「デザイン×CMS」といったデザイン的で更新しやすい企業サイト、ケートラやhelmets!といった「リアル×携帯の組み合わせ」をうまく使ったコンテンツの、2つが主流となり進化していくのではないでしょうか。

Flash Lite meets Future!

 「Flash Liteは何もできない。」

 確かにその通りかもしれません。筆者は今回、参加したコンテンツ/プロジェクトをこの記事で紹介しましたが、Flash Liteの担当である筆者自身はほかの人と比べるとたいした事は実現できていません。

 ただ、すてきな人たちや魅力的な企画、ほかの技術と出会えれば、Flash Liteコンテンツは必ずしも何も可能性がないわけではありません。

 今モバイル業界はiPhone等グローバル化の波が来ています。対して現在の日本の携帯電話は、インターネットにつながっていながらガラパゴス化(鎖国)という非常に特異な環境にあると言われ、「遅れている等」言われています。しかし、逆に言えば鎖国時代に日本独自の文化が育ったという事もあると思います。

 もっと国内を見ると、契約数は1億に迫り、さらにモバイルのユーザー層の変化などが見られ、「変化する巨大な市場」があります。その様なチャレンジングな状況の今現在、面白いコンテンツやサービスが不足していると思います。

 Flash Liteはプアーな言語しか使えません。でも皆さんの考えるアイデアは必ずしもプアーではないはずです。そんなアイデアを実現できるツールの1つとして、携帯電話とFlash Liteの組み合わせを考えてみてはいかがでしょうか。今は鎖国やガラパゴスで結構。もちろんアイデアの展開先は国内でもグローバルでも構いません。もっともっとモバイル文化を盛り上げていきましょう!

【参考文献】

「Nike6.0モバイルサイト」(http://nike6.jp/)(アクセス:2008/12)

「H&Mモバイルサイト」(http://mobile.hm.com/)(アクセス:2008/12)

「Bascule Inc.」(http://www.bascule.co.jp/)(アクセス:2008/12)

「Ktai-traver ケートラ」(http://k-tra.jp/)(アクセス:2008/12)

「Lark Casino Club」(http://lark-web.jp/)(アクセス:2008/12)
(アクセスには携帯サイトでの会員登録が必要です。満20歳以上の喫煙者限定のサイトです。)

ワイノット(株)、楽天(株)、フリーランス活動を経て2009年よりhi-posi Inc.代表。「nike 6.0 mobile」「ナイキ モバロンドール」「H&M mobile」「bascule helmets!」などに携わる。http://hi-posi.jp/

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