PR

マイクロソフトUS本社見学ツアー:2日目(2)

2009年3月11日(水)
シンクイット編集部

大会の時に知りたかった機能も!

 次に登場したIIS 7.0の開発チームのRuslan Yakushev氏は、PHP on IISについて語ってくれました。特に強調していたのが、Windows 2008 R2でのFirstCGIの改良と、URL rewritingをサポートでした。これによりPHPのアプリケーションのインストールが簡単になり、しかもよりよいアプリケーションの開発が可能になるとのことでした。

 ところで、インストールマニアックス2008で苦労した点などをYakushev氏にぶつけてみると、多くのトラブルシューティングが彼のブログ(http://ruslany.net/)に非常に詳しく書いてあることがわかりました。「なんで大会の時にこのブログにたどり着けなかったんだろう」と田中氏。インストールマニアックスで、PHP on IISで苦労した方にとっては、必読の情報が盛りだくさんですので、ぜひチェックしてみてください。

 さらに驚かされたのが、例えば優秀者たちが「こんな機能がほしい」「あんな機能はつけないのか」などというと、「あー、もうそういうことができる機能はあるよ」とさくさくっと出して、動かしてみせることです。

 優秀者たちは「うわー、そこにあるのか」「使ったことなかったー」とため息。こんなに優秀な3名ですら使いこなせていない機能があるのです。逆にどうしたら、すでにあるのに認知されていない、便利機能を伝えられるのか、メディアに携わる端くれとして、非常に考えさせられました。Yakushev氏のブログについても同様です。言葉の壁もありますが、必要な情報を必要な人に届けるためには、もっと積極的に情報を取りに行き、さまざまな形で渡していかなければなりません。では、開発者に必要な情報が何かをどうやって知るのか、どうやってその情報にたどり着くのか、どうやって渡すのか?そうした新しい仕組みを考えてみるとメディアとしての可能性がいろいろ広がっていきそうです。

 さてセッションの最後に登場したのがWindows Server 2008開発チームのRaúl Eduardo González氏です。Windows Server 2008 R2の取り組みやロードマップについていろいろ興味深い話を聞かせてもらいました。やはりここでのキーワードもAzureでした。マイクロソフトの今後の戦略は、Azureを中心においてもっと便利で自由度の高い開発環境、運用環境の構築であることがよくわかります。以下は、2008 R2の管理ツールの新機能についての簡単なデモの様子です。この機能はWeb上にトライアルが公開されているので、皆さんもお試しいただけます(http://search.microsoft.com/results.aspx?form=MSHOME&mkt=en-US&setlang=en-US&q=trial)。
 

近未来の世界にタイムトリップ!?

 この後は、場所を移動して、Center of Information Worker TourとMS Home Tourに参加しました。これは近未来の働き方と生活を体験できるツアーです。ここで見た技術が実現したら、生活のいろいろな部分が今よりも快適に、そし て効率的になりそうです。本当に必要なことに集中できる環境があらゆるところで整えば、もっと大きなイノベーションがどんどん生み出せるのではないでしょ うか。早く研究成果が実現されることを期待します。

 最後はマイクロソフトのカンパニーショップでお買い物です。OSやソフトウエアが通常より低価格で手に入るだけでなく、Tシャツやタンブラーなどをはじ めとして、さまざまなマイクロソフトオリジナルグッズが取りそろえられていました。優秀者たちもお土産をいろいろ購入していました。

 そして、この日の締めくくりとして、マイクロソフトK.Kのご担当者の方も交えて夕食をとりました。そこでは、組織や分野、環境などにとらわれず、純粋 に開発者同士でコミュニケーションがとれ、新しいアイデアを共有できるような場を作れないか、というテーマにみんなで頭をひねりました。だって、インス トールマニアックス2008によってつながったこうした縁は、今後も続けていきたいですし、さらに多くの開発者に加わっていただき、ネットワークを大きく していきたいですものね。まさにこれって、Sam Ramji氏のいっていた「大きな車輪の輪」を動かすことができるパワーそのものなのですから。

 さて、明日は3日目の自由行動の様子をお届けします。重大な任務を終えて、ほっとした3人が向かった先は!?こうご期待!

著者
シンクイット編集部

Think ITメルマガ会員登録受付中

Think ITでは、技術情報が詰まったメールマガジン「Think IT Weekly」の配信サービスを提供しています。メルマガ会員登録を済ませれば、メルマガだけでなく、さまざまな限定特典を入手できるようになります。

Think ITメルマガ会員のサービス内容を見る

他にもこの記事が読まれています