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| 開発方法論 | ||||||||||||
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最後に開発方法論を提供しているプレイヤーについて整理する。 UMLはオブジェクト指向開発における単なるドキュメントの表記法であり、実際の開発現場では、オブジェクト指向開発の進め方や分析設計の手法などが別途必要となる。それがオブジェクト指向開発方法論であり、いくつかの開発方法論はベンダーなどから提案・提供されている(表4)。 |
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表4:主な開発方法論と提供会社 |
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| この中でも、Rumbaugh(ランボー)氏、Booch(ブーチ)氏、Jacobson(ヤコブソン)氏らが所属していたRational社(現IBM)の開発方法論であるRUPは知名度や普及率が群を抜いており、他の企業が提供する開発方法論も多分に影響を受けている。 これら開発方法論では、オブジェクト指向の概念を取り入れた分析・設計・実装の方法や開発プロセス(開発工程やその進め方)、プロジェクト管理、さらにはテスト手法、運用まで幅広く用意され、従来型の開発方法論(構造化手法やデータ中心手法など)から置き換えられるよう努めている。 開発プロセスでは、従来型のウォーターフォールに加え、反復型やアジャイル型(表5)の開発プロセスが提案・提供されている。 |
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表5:アジャイル型の開発プロセス |
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| 今回はUMLと関係の近いプレイヤーである認定資格/認定機関、UMLモデリング・ツール、開発方法論について触れるとともに全体を見渡してきたが、次回はUML導入実態として事例をいくつか紹介していく。 |
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