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| Configクラス | ||||||||||||
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このクラスは、フレームワークで動くアプリケーションが機能するのに必要な情報を保持します。重要なパス、データベースログイン情報、セッションの設定などがConfigクラスが保持するデータになります。 リスト2を見ると、このクラスのコードが解ります。コンストラクタでloadConfigInfo()メソッドが呼ばれて設定ファイルを開き、設定情報が配列に入れられます。設定ファイルはkey=valueというペアが書かれた普通のテキストファイルです。次にコンストラクタでは配列の値を全部チェックし、値が欠けていたり、おかしい時にはエラーを表示し、デフォルトの値をセットします。 リスト2 このクラスではSingletonとFactoryパターンを実装しています。Config のインスタンスが1つしかないことを保証し、開発者がConfigクラスにオプションを追加できるようにしたいからです。 リスト2のinstance()メソッドを見てください。PHP4でも使えるようにするため、Configクラスののインスタンスを保持するのに$GLOBALS 配列を使用しています。すでに$GLOBALS['__configInstasnce__']にConfig クラスがないかを確認します。もしあればそれを返します。無ければ、いくつか追加のチェックを行います。 まず、$_SERVER['configClassName']があるかチェックします。もしなければエラーを表示し、リクエストを無視します。これは必須の設定項目です。 次に、開発者が設定テキストファイルで指定したConfigクラス名が実際にあるかをチェックします。もし見つかれば、そのクラスのインスタンスを作ります。見つからなければ、Configクラスのインスタンスを作ります。最後に、$GLOBALS['__configInstance__']をセットし、それを返します。 |
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