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| Windowsに対応したオープンソースDB | ||||||||||||
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すべてに当てはまる話ではないがオープンソースソフトウェアは、UNIX系のOS(Linux/*BSD/商用UNIX)と親和性が高く、Windowsへの対応は遅れているといった印象があった。しかし最近ではWindowsへの対応も進んできており、UNIX系ばかりとはいえない状況になってきている。 しかし、オープンソースソフトウェアのWindows対応の際には、ユーザビリティなどを考慮する必要があり、UNIX系プラットフォーム版と同じ使い勝手のままという訳にはいかないようだ。 なぜならUNIX系の利用者にとっては当たり前の「設定ファイルをエディタで編集する」「コマンドを利用する操作」といったことは、Windows系の利用者の多くにとっては敷居の高さを感じると思うからである。 Windows利用者にとってはデータベースが動くだけではなく、インストールや運用管理が容易に行えるGUIツールの存在が選択する場合の重要な要件になってくる。 この点を踏まえ、MySQLとPostgreSQLについて考察をしていきたい。MySQLは1998年という早い時期からDBそのものがWin32ネイティブ対応されていた。これに対し、PostgreSQLの対応は2005年1月からであった。 Windows版のGUI管理ツールが提供されはじめたのは、PostgreSQLのPgAdminIIIが2003年9月であるのに対し、MySQLのMySQL Administratorは2004年2月と、PostgreSQLの方が先であった。 このことからわかるように、DBとGUI管理ツールが揃ってWindows環境で使えるようになったのは、比較的最近になってからである。
表2:MySQLとPostgreSQLのWin32対応時期 |
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