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| カテゴリ分けと対象の特定 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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仮想化対象サーバが十数台を越えてある程度の規模になってくると、実際は、インベントリ情報だけではサイジングを行うことは難しい。リスクを最小限に留め、効率的なサーバ統合を行っていくためにも、仮想化対象サーバのカテゴリ分けを行うことが必要になる。 デルでは、3つの切り口からカテゴリ分け検討を行うことを推奨している。
表1:カテゴリ分けの切り口のポイント
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| 1. コスト管理重視 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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コンピュータルームに設置してあるサーバ群も、コストオーナーがばらばらの場合も多い。コスト管理重視で、コストオーナー毎にサーバをカテゴリ分けし、仮想化計画を立てるというのもひとつの切り口だ。もちろんランニングコストの観点から、リースアップの時期毎にサーバをグルーピングするというやり方も実際多い。 |
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| 2. テクノロジー重視 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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OSやミドルウェアのバージョン、汎用的なアプリケーションであるか自社開発のアプリケーションであるか、そして仮想化への移行を考えた場合に難易度はどの程度か、などテクノロジー面でカテゴリ分けを行うという切り口もある。 例えばNTサーバをグループ化する、Cobaltサーバをグループ化する、MetaFrameサーバをグループ化する、Oracle8/8iをグループ化する、など事前検証や技術的な対応策を検討するのには分かりやすく、IT部門のインフラ担当者には整理しやすい方法であろう。 |
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| 3. サービスレベル、運用重視 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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対象サーバのサービスレベルや稼働率、バックアップ要件などからカテゴリ分けを行うのがこの切り口だ。どの程度システム停止が許されるか、稼働率が低いサーバ群はどれか、どのようなポリシーでバックアップ運用をしているか、などを考慮してサーバをグループ分けしていく。 サービスレベルが低いサーバ群であれば、初めて仮想化技術を導入するユーザーにとっても最小限のリスクで移行できる可能性が高い。また日々の運用を考えた場合にはシンプルな切り口でもある。
表2:3段階でシステム統合作業を実施する場合
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